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シニア情報生活アドバイザーマガジン


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MELLOWのマーク   発行:一般財団法人ニューメディア開発協会 
      シニア情報生活アドバイザー事務局 
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□  <目次> 
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[トピックス]
 ●スマホ・タブレットアドバイザーが全国で150人を超える
 ●「スマホ・タブレットマスター養成講座」実施促進のための補助教材
 ●シニア情報生活アドバイザー事務局からのお願い
[スキルアップ講座]
 ●スマホやタブレットのセキュリティ対策(後編)
        −−− メロウ・マイスター 臼倉登貴雄 −−−
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□  トピックス
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 ●スマホ・タブレットアドバイザーが全国で150人を超える
 先月、「スマホ・タブレットマスター養成講座」が正式に開始してから現在「ス マホ・タブレットアドバイザー」についてはフィールドテストの認定試験、登録推 薦により、152名(37団体)、「スマホ・タブレットマスター」についてはフ ィールドテストでの認定試験により22名の方が、認定されました。
 7月からはすでに関東地区において「スマホ・タブレットマスター養成講座」が 3カ所にて開講中です。
 また、東京地区において開催された「スマホ・タブレットマスター養成講座事前 説明会については54名(3回)、関西地区については遠く九州、四国からも36 名(2回)の方に参加いただき、熱心な質問をいただきました。
 すでに何回かスマホやタブレットの講習会を実施されている方は、ぜひご所属の 団体に「スマホ・タブレットアドバイザー」の推薦登録をご申請ください。
 ●「スマホ・タブレットマスター養成講座」実施促進のための補助教材
 自治体等のご協力をえながら 「スマホ・タブレットマスター養成講座」を実施す るための補助教材として、テキストとは別に「マイナンバーカード登録の仕方」を ご用意いたしました。
 本講座を実施するに当たって、地元の「市民課」又は「マイナンバー登録課」等 マイナンバーカードの担当部署に、この「スマホ・タブレットマスター養成講座」 の中でマイナンバーカードの登録の仕方を講習の中に加えることにより、バータと して何らかのご協力をいただけないか、交渉してみてはいかがでしょうか。
 テキストの内容は、内閣府より監修済みであり、内閣府のマイナンバーカード普 及の事例としても掲載されています(犬山市)。
 ご興味の有る方は事務局までお問い合わせください。
 ●シニア情報生活アドバイザー事務局からのお願い
 シニア情報生活アドバイザー事務局あての提出書類は必ずsa@nmda.or.jpあてに送ってください。
 また、スマホタブレットマスター養成講座のテキストを希望する際は、必要な種 類と部数と送り先の住所を記載してメールの件名は「テキスト希望」としてくださ い。
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□  スキルアップ講座
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 ●スマホやタブレットのセキュリティ対策(後編)
            −−− メロウ・マイスター 臼倉登貴雄 −−−
 前号に引き続きスマホやタブレットのセキュリティ対策について掲載します。
 前項では下記の点について掲載しましたが参考になりましたか?
1.OSやアプリは常に最新の状態にアップデートしておくこと
2.セキュリティ対策アプリは必ずインストールしておくこと
3.アプリは信頼できる配布者(社)のものだけにすること
4.外出先で公衆無線LAN(Wi-Fi)に接続する時は暗号化すること
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 では、スマホやタブレットのセキュリティ対策(後編)を紹介します。
5.画面ロックを設定しておくこと
 スマホ・タブレットを紛失してしまった。または盗難に遭ってしまうということ も起こります。
 その場合、個人情報を悪用されたり、端末を悪用されてしまう恐れがあります。
 画面ロックを掛けておけば、端末を操作されることは防げます。
 画面ロックには、パターン、PIN、パスワード、指紋認証、顔認証などがあります が。それぞれ端末ごとに設定に違いがあります。
 例えば、PIN コードの設定は、Android 6.0の場合、「設定」→「セキュリティ」 →「画面ロック」で設定します。
 iPhone 6や8の場合は、「設定」→「Touch IDとパスコード」で設定できます。
 例えば、指紋認証の設定は、Android 6.0の場合、「設定」→「セキュリティ」→ 「指紋」で設定します。
 iPhone 6や8の場合は、「設定」→「Touch IDとパスコード」→「指紋」で設定 できます。
 紛失や盗難の備えとしては、「画面ロック」だけでなく、遠隔地からのデータの 削除機能やGPS による端末の所在地特定できる機能の設定もしておきましょう。
 例えば、Android端末であれば、Androidデバイスマネージャーアプリを使うと、 自分のアカウントに紐付いているAndroid端末の現在地をGoogle Map上で確認する ことができます。
 iPhoneやiPad を探すには、インターネットに接続ができるパソコンから 「iCloud.com」へアクセスして、「iPhone を探す」アプリで、検索する iPhoneや iPad で設定した Apple ID、パスワードを入力しますと現在地を特定することがで きます。
 現在地を特定するには、iPhoneやiPad端末のiCloudにある「iPhone(ipad)を探 す」を「on」に設定しておくことが必要です。
 iCloudは設定の一番上にある自分のアカウントをタップすると表示されます。
 当然なことですが、Android、iPhoneのいずれも、端末の電源がオンの状態になっ ていることと「位置情報サービス」(GPS)がオンになっていなければ場所の表示で きません。
 この他、端末のキャリア(携帯通信会社)には、データの削除機能やGPS による 端末の所在地特定や端末をロックするサービスがありますので必要な場合は連絡し ましょう。
 ※キャリアの紛失や盗難の際のやサービスはオプションになっていることもあり ますので必ず確認しておきましょう。
 また、盗難・紛失したときのキャリアの連絡先はメモしておきましょう。
 ※連絡は必ず契約者本人であること。
 [au]
 0077-7-113もしくは0120-925-314(通話料無料・24時間受付)の「お客さま センター」
[ソフトバンク]
 0800-919-0113(通話料無料・24時間受付)
 [NTTドコモ]
 0120-524-360(通話料無料・24時間受付)
 ※パソコンを使って、契約キャリアのマイアカウントからもサービスを利用する こともできます。
 次に、「おサイフケータイ」やクレジット機能などの停止も必要になります。
 紛失や盗難あった際にする対策として、スマホで決済ができる「おサイフケータ イ」機能を利用している場合は、各サービスの提供を行っている会社に連絡して利 用停止などを行う必要があります。
 各サービスの提供を行っている会社の連絡先も控えておきましょう。
 ※サービス提供会社によっては、Webサイト・アプリなどから自分で操作を行う こともできます。
6.SIMカードロックを設定すること
 ※後半に設定後の注意があります。
 SIMカードは、初期状態ではカードのロックは無効になっていますので有効にして おきましょう。
 SIMカードをロックする必要は、もし、盗難に遭った時にSIMカードが悪用される のを防ぐためです。
 SIMカードを抜き取られて、他の端末に差し替えられると、そのままあなたの通信 回線が使用されてしまうことになります。
 SIMカードの初期設定のパスワードは、「0000」となっていますので、パスワー ドも必ず変更しましょう。
 端末の盗難と同様に、SIMカードにもロックを掛けましょう。
 万が一、盗難にあった時は、各携帯電話会社に連絡してサービスを一時中断すれ ば不正使用は防ぐことができます。
<AndroidでSIMカードロックを設定する方法>
 「設定」→「セキュリティ」→「SIMカードロックを設定」→「SIMカードをロッ ク」のチェックボックスにチェックを入れる→「SIMカードをロック」画面でPINコ ード入れる→「OK」ボタン
<iPhoneでSIMカードロックを設定する方法>
 「設定」→「電話」→「SIM PIN」→「SIM PIN」の画面のSIM PINのチェックを ONにする→PINを入力してSIMをロックのボックスに4ケタの数字を入力する→ 「完了」
 ※SIMカードをロックしますと、次回起動時よりPINコード入力をしないと、その SIMカードを使った通信ができなくなります。
 ロックしますと画面の左上に「ロックされたSIM」と表示さます。
 [注意]登録後、PINコード入力を3回連続で間違えると、「SIM PIN」を入力でき ない「PINロック」状態となり端末は使えなくなりますのでご注意ください。
「PINロック」された場合は、各携帯会社に連絡して「PINロック解除コード (PUKコード)」を入手し入力する必要があります。
 ※各携帯会社に連絡は、5.で紹介した盗難・紛失したときのキャリアの連絡先 と同じです。
 解除できなくなった場合のことについての参考になる情報が下記にあります。
 https://iphone-mania.jp/news-128081/#5
7.アプリが要求するアクセス許可や同意は必ず確認すること
 アプリをインストールする際、アクセス許可の一覧の画面が表示されることがあ ります。
 アクセス許可とはアプリがスマホのどの情報や機能にアクセスするのかの許可を 求めたものです。
 許可を求める内容には、個人情報や料金が発生するサービスなどもあります。
 例えば、電池を長持ちさせるアプリなのに、電話帳や個人情報などプライバシー 関連の項目があった場合はかなり怪しいと言えます。
 セキュリティを強化するためには、必ず、アクセス許可の項目を確認しましょう。
 また、アプリを起動したときに、アクセス許可の「同意」を求めてくる時があり ます。
 同意の中には、電話帳の情報の読み込みや位置情報(GPS)の取得であったりアク セスや閲覧履歴であたりと様々です。
 この場合も、アクセス許可の項目を良く確認する必要があります。
8.メールの添付ファイル、URLリンクを不用意に開かないこと
 スパムメールやメッセージなどにはURLリンクが埋め込まれていたり、添付ファイ ルが付けられていることがあります。
 これらは非常に危険なものです。
 記載されるURL先には偽アプリがある可能性がありますので注意が必要です。
 また、悪意あるサイトに誘導されるパターンもあるので不用意に開かないように してください。
9.位置情報(GPS)使用確認には注意すること
 位置情報がONになっていると、写真に撮影場所が埋め込まれます。ので注意が 必要です。
 位置情報(GPS)を流失するとあなたの所在が追跡可能となってしまいます。
 多くのアプリは位置情報を共有していますので、どのアプリが使用しているのか は、事前に確認しておきましょう。
<Androidで位置情報(GPS)の使用状態を確認する方法>
 「設定」→「アプリ」→右上の「設定ボタン(歯車)」→「アプリの権限」→ 「位置情報の権限」の各アプリの右端にあるボタンをON、OFFにします。
 ※Android 6.0の設定です。
<iPhoneで位置情報(GPS)の使用状態を確認する方法>
 「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」→「位置情報サービス」画 面で位置情報サービスの項目がONになっていれば「自分の位置情報を共有」に各ア プリの使用状態が表示されています→右端の使用状態をタップすれば「許可しない」 「このAppの使用中のみ許可」「常に許可」の選択ができます。
 ※iOS 11.3.1の設定です。
10.SNSの友達設定を管理すること
 多くのSNSには、アプリを起動したときに端末内の連絡先(帳)に登録されて いるアドレスや電話番号をアプリのサーバーに保存されてしまいます。
 アプリの最初の起動時に「保存します」の同意がありますが、あまり考えずに同 意しているのが現状です。
 その結果として、自分の友達が他の友達に表示されることになります。
 もし、公開設定にしていると誰でもが見ることができるようになってしまいます。
 友達のプライバシーを侵害することにもなりますので注意しましょう。
 自分の友達を他の友達や一般の人に見せたくない場合は、アプリのプライバシー 設定(管理)などで表示しない設定をする必要があります。
 セキュリティ対策は自己責任です。
 一番の安全対策は、自分自身の心がけにあると思いましょう。

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