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Thunderbird でメールに自動的に署名を入れる方法

メロウ・マイスター 臼倉登貴雄
 

はじめに


 追記(2023.11.16):最新のバージョン 115.4.3 (64 ビット)で確認してあります。

 Thunderbird には、署名の自動入力の設定方法が細かく設けられています。
 テキスト形式やHTML形式の署名、テキスト形式やHTML形式で作成したファイルを指定して署名を自動挿入する設定もできます。
 署名の挿入する位置、複数の署名を切り替えて使うこともできます。

−−−−− 紹介する内容 −−−−−−
1 テキスト形式の署名の作成方法
2 HTML形式の署名の作成方法
3 ファイルに保存した署名を挿入する方法
4 署名の位置を設定する方法
5 転送時にも署名を入れる設定方法
6 複数の署名を切り替えて使う方法
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 では、具体的に設定してみましょう。
1 テキスト形式の署名の作成方法
1-1 メイン画面の左側にあるメールアカウントを右クリックし、表示されたメニュ ーの一番下にある「設定」をクリックします。
1-2 「アカウント設定」の画面が開いたら、中程にある「署名編集」の記入ボック スに氏名、メールアドレス、住所、電話番号などを入力し「OK」ボタンをクリッ クします。
 ※「アカウント設定」の画面は、メニューバーの「ツール」 → 「アカウント 設定」でも開けます。
 ※メニューバーは、既定では表示されていませんので、表示させたい時はメイン 画面の上部のタイトルバーを右クリックして「メニューバー」をクリックすると表 示されます。
 ※同じ方法で、「メールツールバー」を表示させておくと便利です。
 ※メニューバーと同じ機能は、上部右上にある「メニューボタン(三本の横線のア イコン)」の「アカウントの設定」からもできます。以後の説明は「メニューボタン」を使用しての説明に なります
1-3 署名を作成したメイン画面の左側にあるメールアカウントを右クリックし、メインウィンドウの左上部にある「メッセージ作成」バーナーをクリックして、メール作成のウィンドウを開 き、署名が正しく記載されているか確認します。
 ※署名の上に“--”が付いているのは、ここから署名ですという意味からです。
 以上で、テキスト形式の署名の作成は完了です。
 複数のアカウントを登録している場合は、各アカウント毎に設定してください。
2 HTML形式の署名の作成方法
 HTML形式の署名の作成ではHTMLタグを使って入力することになります。
 HTMLタグを使うと、文字の大きさや太さや色などを設定することができます。
 タグは下記のように記述します。
 <font size="3" color="#000000"></font><br>
 sizeは文字の大きさで、数字が多くなると大きくなります。
 colorは文字の色で、#000000は黒です。色の記述はネットで調べてください。
 太字は <b>と</b>で囲みます。
 改行は<br>を記述します。
 例えば、臼倉登貴雄を黒字で太字で標準の大きさで改行を付けた場合の記述は下 記のようになります。
 <font size="3" color="#000000"><b>臼倉登貴雄</b></font><br>
2-1 1-2の「アカウント設定」の画面の中程にある「署名編集」の記入ボックスに 記述します。
2-2 「署名編集」の右側にある「HTML 形式で記述する」にチェックを入れます。
2-3 メインウィンドウの左上部にある「メッセージ作成」バーナーをクリックして、メール作成のウィンドウを開 き、署名が正しく記載されているか確認します。
 ※署名がHTML形式で表示されない時は、メインウィンドウの左上部にある「メッセージ作成」バーナーをクリッ クする時に「Shift」キーを押しながら行ってください。
 以上で、HTML形式の署名の作成は完了です。
 複数のアカウントを登録している場合は、各アカウント毎に設定してください。
3 ファイルに保存した署名を挿入する方法
3-1 署名をメモ帳などで記述してファイルで任意のフォルダを作成し保存します。
 ※当然ですが、テキスト形式で作成したファイルの拡張子は「.txt」、HTML 形式で作成したファイルの拡張子は「.html」となります。
3-2 1-2の「アカウント設定」の画面の下程にある「ファイルから署名を挿入す る」にチェックを入れ「参照」ボタンをクリックします。
3-3 ファイルを選択の画面が開きますので、3-1で保存したファイルを指定し 「開く」ボタンをクリックします。
 ※保存したファイルを指定(クリック)と同時に「アカウント設定」の画面に戻 ることもあります。
3-4 「アカウント設定」の画面に戻りましたら「OK」ボタンをクリックします。
3-5 メインウィンドウの左上部にある「メッセージ作成」バーナーをクリックして、メール作成のウィンドウを開 き、署名が正しく記載されているか確認します。
 以上で、ファイルに保存した署名を挿入する方法は完了です。
 ※複数のアカウントを登録している場合は、各アカウント毎に設定してください。
4 署名の位置を設定する方法
 署名は初期設定では、メッセージ末尾の引用文のすぐ下に追加されます。
 引用文の上に署名を入れたい時の設定は下記のとおりです。
4-1 1-2の「アカウント設定」の画面を開き、左側のメニュー「編集とアドレス入 力」をクリックします。
4-2 「編集とアドレス入力」の中程にある「署名を挿入する位置」の ▼ (プルダウンメニュー)から 「返信部の下(引用部の上)」を選択し、「OK」ボタンをクリックします。
 以上で、署名は引用文の上に入力されるようになります。
5 転送時にも署名を入れる設定方法
 Thunderbird は、署名の設定をしていても、メールの転送時には署名が入力され ません。
 メールの転送時にも署名を自動入力する設定は下記のとおりです。
5-1 署名を付けたい「メールアカウント」を右クリックして、表示されたメニュー から「設定」をクリックします。
5-2 「アカウント設定」の画面が開きますので、左側のメニュー「編集とアドレス 入力」をクリックします。
 「編集とアドレス入力」の画面の中程にある「転送メッセージに自分の署名を挿 入する」にチェックを入れます。
6 複数の署名を切り替えて使う方法
 Thunderbirdは、メールアドレスに対して複数の署名を登録しておいて切り替えて使うことができます。
 一つのメールアドレスで個人用、活動用、ビジネス用の署名を使い分けることができるのです。
 非常に便利な仕組みがあるのです。
 署名を追加する作成方法は下記のとおりです。
6-1 作成するアカウントをクリックし、アカウント上を右クリックして表示されるメニューの「設定」をクリックしますと「アカウント設定」画面が表示されます。
6-2 「アカウント設定」画面の右下にある「差出人情報を管理」をクリックします。
6-3 「○○○○@○○○○.com(※メールアドレス) の差出人情報」画面が表示されましたら「追加」ボタンをクリックします。
6-4 「新しい差出人情報」画面が表示されましたら「名前」(※判別できるもの)と「メールアドレス」(※追加する署名のもの)などを入力、そして「署名編集」の入力ボックスに1.と2.の署名の作成方法を参考にして新しい署名を入力して下部にある「OK」ボタンをクリックしてください。
6-5 追加した署名の選択は「メッセージ作成」ボタンをクリックして送信メール作成ウィンドウを開き、上部にある「差出人」の右端の▼(プルダウンメニュー)をクリックして挿入したい署名をクリックしますと署名が入力されます。
 ※転送メールでも使用したい場合は、追加した署名の「編集」を開き「編集とアドレス 入力」タブをクリックし中程にある「転送メッセージに自分の署名を挿 入する」にチェックを入れます。
 以上で、メールの転送時にも署名を自動入力できるようになります。
追記 今回は、各アカウント毎に署名を自動入力する方法について紹介しましたが、 Thunderbird のアドオンには複数の署名を設定して自由に切り替えるものもありま す。
 「Signature Switch」や「Quicktext」などがあります。
 私は、「Quicktext」を使用しています。
 署名だけではなく、挨拶文や頻繁に使う文なども登録してあり自由に切り替えて 使用しています。
 アドオンでの署名入力については、別の機会に紹介いたします。
 以上
 参考になれば幸いです。

 記:臼倉   tokio@usukura.com
  http://www.facebook.com/usukura.jp
 シニア情報生活アドバイザー活動支援ページ
 https://www.facebook.com/sitadv/

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