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シニア情報生活アドバイザーマガジン


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MELLOWのマーク   発行:一般財団法人ニューメディア開発協会 
      シニア情報生活アドバイザー事務局 

 新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さま、また、感染拡大によりご不安な  新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さま、また、感染拡大によりご不安な日常生活を過ごされている皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。
 そして、世界各国における新型コロナウイルス感染症の流行が一刻も早く収まることを祈っております。
 新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置は解除されましたが未だに収束はされていません。今後も不要不急の外出を自粛し、感染しない、感染させない取り組みとして「人と人との距離の確保」「マスクの着用」などの基本的な感染防止対策に加え、共同で使う物品などは消毒を行い、こめな手洗いを徹底し、そして、「密閉」、「密集」、「密接」を避ける行動を継続しましょう。

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□  <目次> 
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[トピックス]
 ●「シニアネットフォーラム21 in 東京2022」いよいよ開催せまる
 ●「デジタル推進委員」の登録申請方式が変更となる予定
[スキルアップ講座]
 ●SNS活用法−V SNSを利用する上での注意
   −−− メロウ・マイスター 臼倉登貴雄 −−−
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□  トピックス
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 ●「シニアネットフォーラム21 in 東京2022」いよいよ開催せまる
 いよいよ、10月28日(金)13時より今年度の「シニアネットフォーラム21 in 東京2022」がオンラインで開催されます。
 ご講演者・題目等も下記のように決定いたしました。
 一部だけ参加いただくことも可能ですので、ぜひご参加ください。
 基調講演1 「誰一人取り残されないデジタル社会にむけて」
  デジタル庁国民向けサービスグループ審議官    犬童 周作 氏
 基調講演2 「海外の高齢社会事情」
  早稲田大学電子政府自治体研究所 教授       岩ア 尚子氏
 特別講演1 「最新技術動向」
  日本マイクロソフト株式会社  ナショナルテクノロジーオフィサー
                業務執行役員     田丸 健三郎氏
 特別講演2 「デジタルにおける危険と自分を守るためにできること(仮)」
  トレンドマイクロ株式会社コンシューマビジネス開発室 稲田 正輝氏
 当日詳細スケジュールにつきましては下記を参照してください。
 https://www.nmda.or.jp/mellow/adviser/snf2022/snf2022.html
 なお、ご参加には必ず事前登録が必要ですので下記よりお申込みください。
 https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_WBdS1XIrS1SH_xuHYcIkeQ
 ●「デジタル推進委員」の登録申請方式が変更となる予定
 デジタル庁への「デジタル推進委員」の登録申請につきましては、従来当協会か ら一括して登録申請を行ってまいりましたが、来月中旬より団体及び個人とも、申 請者個人からのオンライン個別申請に移行する予定です。
 つきましては、団体個人とも従来の一括申請での申請受付は11月10日(当協 会メール着)分までとさせていただきます。
 また、今後のオンライン方式の登録方法につきましては、後日お知らせさせてい ただきます。
 もちろん、当協会の「シニア情報生活アドバイザー」もしくは「スマホ・タブレ ットマスター(アドバイザー含む)」をお持ちの方は、デジタル庁より「デジタル 推進委員」に任命していただけること自体は変更はありません。
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□  スキルアップ講座
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 ●SNS活用法−V SNSを利用する上での注意
   −−− メロウ・マイスター 臼倉登貴雄 −−−

 第218号では、下記のことについて紹介しましたが参考になりましたか?。

 ★SNSの便利な活用方法★
 ●音声通話(音声チャット)
 ●ビデオ通話(ビデオチャット)
 ●メッセージ(チャット)交換
 ●スタンプ送信
 ●安否確認や防災速報の入手
 ●写真・動画投稿(ストーリーズ、リール)

 今号では、下記のことについて紹介いたします。

 ★SNSを利用する上での注意★
 多くの人がSNSを利用するようになりましたので、トラブルになることも多く なりました。
 総務省の「国民のためのセキュリティサイト」では下記のように注意を呼び掛け ています。
 SNSは、とても身近で便利なコミュニケーション手段であると言えますが、最 近ではアカウントの不正利用や、知り合い同士の空間であるという安心感を利用し た詐欺やウイルス配布の被害に遭うなどの事例が発生しているため、注意が必要で す。
 また、友人間のコミュニケーションを目的としてSNSを利用している場合であ っても、プライバシー設定が不十分であったり、友人から引用されることなどによ り、書きこんだ情報が思わぬ形で拡散する危険性もあります。
 インターネット上に情報が公開されていることに変わりはないということを念頭 に置いて、書き込む内容には十分注意をしながら利用することが大切です。
 日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)では「SNSの安全な歩き方」を下 記のように紹介しています。
 1.常に公開・引用・記録されることを意識して利用する
 2.複雑なパスワードを利用し、セキュリティを高める設定を利用する
 3.公開範囲を設定し、不必要な露出を避ける
 4.知らない人とむやみに“友達”にならない、知っている人でも真正の確認をす る
 5.“友達”に迷惑をかけない設定を行う
 6.“友達”から削除は慎重に、制限リストなどの利用も考慮する
 7.写真の位置情報やチェックインなど、技術的なリスクを理解し正しく利用する
 8.むやみに“友達”のタグ付けや投稿を行わない
 9.対策ソフトを利用し、危険なサイトを利用するリスクを低減する
 10.学校・企業などの組織においては、SNSガイドラインを策定し遵守する

 令和4年6月13日には、侮辱罪に懲役刑を導入し、法定刑の上限を引き上げる改正刑法が成立しました。
 この法改正は、近年、SNSの普及等によって誹謗中傷の深刻な被害が顕在化し、被害者が自らの命を断ってしまう事件も発生するなど、深刻な社会問題となっているからです。
 ※侮辱罪とは「事実を摘示しなくても、公然と人を侮辱した」ときに成立する犯罪を指します。
 ※侮辱罪とは別に、民事裁判で訴えられて損害賠償の訴状が送られることにもなります。

 以下、大事な注意点について紹介いたします。

 ★プロフィールの公開範囲設定★
 プライバシーを守るために、プロフィールを「誰に」、「どこまで」公開するか 決めることが必要です。
 プロフィールの公開は、同姓同名の方との区別をするのに便利ですが、個人情報 ですので、公開の範囲を考えて設定することが必要です。
 公開の範囲は下記のうちから選べます。初心者の方は、公開の範囲を「友達」の みにすると安心です。
 ※Facebookの場合です。
 1.「公開」 Facebook利用者以外を含むすべての人
 2.「友達」 Facebookの友達
 3.「知り合い以外の友達」 友達(知り合いを除く)
 4.「次を除く友達」 投稿する際に、その投稿を公開しない友達を選んで公開 することができます。
 5.「自分のみ」 自分にのみ表示され、他のFacebook上の誰にも公開されませ ん。
 6.「家族」 スマートリスト「家族」に登録した人にのみ公開されます。
 7.「知り合い」 友達の中で「知り合い」に登録している友達に公開されます。
 8.「親しい友達」 親しい友達リストに追加している友達に公開されます。
 ※プロフィールの公開範囲の設定方法は各SNSによって違いがあります。
 ★SNSの投稿の公開設定★
 SNSの投稿の公開設定は大きく分けると下記のようにできます。
 1.公開 誰でもが見れる設定です。
 2.限定公開 特定の友達だけに公開する設定です。
 3.非公開 特定の友達とグループの友達にのみ公開する設定です。
 ※Twitterは公開、非公開の選択のみ可能です。
 ※Facebookでは、[カスタム]を選択すると、「友達の友達」や「特定の人または リスト」などを選ぶことができ、反対に「特定の人やリスト」に非表示にすること もできます。
 4.個人間のみ公開 個人間のメッセージ交換です。
 5.自分のみ 自分のみで誰にも見られない設定です。
 ※投稿の設定方法は各SNSによって違いがあります。
 ★投稿する際の注意★
 SNSには、家族や友人・知人だけでなく、様々な価値観を持った人がたくさん 参加しています。
 投稿により人を傷つけたり迷惑をかけてしまうこともあります。
 また、個人情報やプライバシーの流出になることもあります。
 下記の件については特に注意しましょう。
 1.著作権・肖像権に配慮しましょう!  他人が写っている写真を投稿する際には十分注意しましょう。
 写っている人たちの許可なくその写真を公表すると、肖像権の侵害により損害賠 償を求められる可能性があります。
 また有名人等の場合には、パブリシティ権という権利があり、取り扱いに注意が 必要です。
 文章や写真、音楽などの著作物に関する権利は、著作権者だけが持っています。
 これを複製や転載、改変したりする場合は、著作権者の許諾が必要となります。
 以下のような利用は著作権の侵害にあたりますので絶対にしないでください。
 他者のホームページや電子掲示板に掲載されている文章や写真などを無断転載す ること。
 書籍、雑誌、新聞などの記事や写真を無断転載すること。
 テレビやビデオから取り込んだ画像やデータを無断掲載すること。
 芸能人や著名人の写真や、キャラクターの画像データを無断掲載すること。
 音楽や歌詞またはCDなどから取り込んだデータを無断掲載すること。
 2.プライバシー情報の書き込みに注意しましょう。
 友人間のコミュニケーションを目的としてSNSを利用しているのであっても、 プライバシー設定が不十分であったり、友人から引用されることなどにより、書き こんだ情報が思わぬ形で拡散してしまう危険性もあります。
 インターネット上に情報が公開されていることに変わりはないということを念頭 に置いて、書き込む内容には十分注意をしながら利用することが大切です。
 3.SNSへの写真掲載による意図しない位置情報の流出に注意しましょう。
 最近のGPS機能のついたスマホやデジタルカメラで撮影した写真には、設定に よっては、目に見えない形で、撮影日時、撮影した場所の位置情報(GPS情報)、 カメラの機種名など、さまざまな情報が書き込まれている場合があります。
 SNSに、こうした位置情報付きの写真をよく確認せずに掲載してしまうと、自 分の自宅や居場所が他人に特定されてしまう危険性があります。迷惑行為やストー カー被害などの犯罪の被害に遭う可能性もあるため、十分注意が必要です。
 写真にどのような情報が含まれているか調べる方法はいくつかありますが、これ らを表示するための専用のアプリを利用すると、事前に確認ができます。写真に含 まれている情報を編集・削除できるアプリもあります。
 ※スマホには写真の位置情報を確認できる機能があります。また、位置情報の記 録をするオン・オフの設定がありますので利用しましょう。
 ※Windows 10 で位置情報を確認するには下記を参照してください。
  https://aprico-media.com/posts/2849  ※Google フォトで、写真の撮影場所を管理(確認・編集・削除)する方法につい ては下記を参照してください。
  https://support.google.com/photos/answer/6153599
 位置情報もプライバシー情報であるということを十分理解して、むやみに位置情 報をつけて写真を投稿しないように心がけましょう。
 ※各SNSアプリも位置情報取得していますので、何処から投稿したか知られて しまうことがあります。アプリの設定で、位置情報取得を「許可する、許可しない、 使用中のみ」の設定ができますので使用しましょう。
 4.SNSの怪しい投稿のリンクに注意しましょう。
 SNSは誰でも投稿することができることから、怪しいリンク(ワンクリック詐 欺、フィッシング詐欺など)に誘導される危険性があります。
 投稿した人が実在の信頼できる人であったとしても、他の人が投稿した内容をそ のまま再投稿する場合もありますので、元々の情報の発信元の信頼性を意識するこ とが大切です。
 5.誹謗中傷を投稿、拡散しないようにしましょう。
 SNSの向こう側にいるのは一人の生身の人間です。もし、自分が同じことを言 われたらどう感じるか、投稿する前に考える必要があります。
 また、誰かが投稿した誹謗中傷に、安易に同調したり、拡散したりしてはいけま せん。
 こうした行為が知らず知らずのうちに、他人を傷つけているかもしれません。
 誹謗中傷と批判意見は違います。
 相手の人格を否定または攻撃する言い回しは、批判ではなく誹謗中傷です。
 また、他人の投稿を安易に再投稿したりしないようにしましょう。
 投稿された内容を正しく見極め、慎重に投稿や再投稿しましょう。
   参考:SNSの誹謗中傷 あなたが奪うもの、失うもの
 https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202011/2.html
 ★偽・嘘・デマ情報に注意★
 SNSに投稿されている情報には、必ずしも正しい情報ばかりあるとはかぎりま せん。全てを鵜呑みにしないようにしましょう。
 最近の例では、○○○○のお店でコロナ感染者が出たというデマが流れたことに よりお店に被害を及ぼしたことが挙げられます。
 もし、情報を転載したりする際は下記の方法で確認する必要があります。
 1.他の情報と比べてみる  ネット検索し、複数の情報を読み比べましよう。本や新聞など、ネット以外で調 べるのもお勧めです。
 2.情報の発信元を確かめる  発信元が明らかであっても、信頼できる人なのか、信頼できるWebサイトなのかを 確認しましよう。
 3.その情報はいつ頃書かれたものか確かめる  元の情報が古いものだった場合、現在とは状況が異なっているかもしれないの で、注意しましよう。
 4.一次情報を確かめる  その情報が引用や伝聞だった場合は、元になったオリジナルの情報源を探して確 かめてみましよう。
 5、画期的な情報には特に注意する  今までになかったような画期的な情報には特に注意、実体験に基づいたものなの かをチェックしましょう。
 ★ネットの終活★
 SNSに掲載したデータは、本人が削除しない限り永遠に保存されているものも あります。
 ※例えばFacebook。TwitterツイートやLINEのトークは時間がたつと自動的に消さ れます。
 事前に家族、信頼できる友人にアカウント情報を知らせておき、削除を依頼して おくことが必要です。
 ※Facebookには、利用者が亡くなった後で友達や家族が集い、その人の思い出を シェアすることや亡くなった方を偲ぶことができる「追悼アカウント」機能があり ます。そして、管理者が1人しかいないFacebookページで、その管理者のアカウント が追悼アカウントになった場合、そのページに対して有効なリクエストがあれば Facebookから削除されます。
 ※死亡した場合、Facebookアカウントはどうなりますか。
  https://www.facebook.com/help/103897939701143
 追記:キャッシュレス決済の情報もネットの終活に加えておきましょう。

 以上、参考にしてください。

 記:臼倉 tokio@usukura.com
 http://www.facebook.com/usukura.jp
 シニア情報生活アドバイザー活動支援ページ
 https://www.facebook.com/sitadv/

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