シニア情報生活アドバイザーマガジン
サイト内検索 キーワードを入力してください。検索結果は別のウィンドウで表示されます。
サイト内検索 キーワードを入力してください。検索結果は別のウィンドウで表示されます。
- シニア情報生活アドバイザーマガジン
- （第253号−2025年08月29日）
発行：一般財団法人ニューメディア開発協会 シニア情報生活アドバイザー事務局
残暑、お見舞い申し上げます。
この度の記録的豪雨災害そして能登半島地震により被害に遭われた被災地域の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
被災地においては一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
□＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ■ □ ＜目次＞ ■ □＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝［トピックス］
●当協会ステークホルダーデー（成果報告及び講演会並びに交流会）開催
［トレンドマイクロ株式会社からの情報提供］
ウイルスバスター セキュリティトピックス 今月のおすすめ記事
●海外からの知らない電話はなぜかかってくる？折り返しても大丈夫？
●070から始まる電話番号はどこから？営業電話やあやしい電話の対処法を解説
●あなたの口座が狙われている！証券会社を装うフィッシング詐欺に注意
［スキルアップ講座］
●PhraseExpress アプリの便利な活用方法
−−− メロウ・マイスター 臼倉登貴雄 −−−
□＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ■ □ トピックス ■ □＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝●当協会ステークホルダーデー（成果報告及び講演会並びに交流会）開催
先月号でもお伝えしておりますが、当協会の賛助会員をはじめとするステーク ホルダーの皆様に向けて、NMDAステークホルダーデーとして、当協会の２０２４ 年度事業の「成果報告及び講演会」を開催いたすとともに、皆様と親しく意見を 交わし交流を深めるための機会 とした「交流会」を催します。
ご希望の方はどなたでもご参加いただけます。
ただし、本交流会は「シニアネットフォーラム」ではありませんのでお間違いな いようご注意ください。
シニア関係では日本財団の岡田友子氏にＶＲ等のご講演をいただきます。
また、１６時からの交流会では、アバター技術を使用した遠隔地のイベントへの 参加、一度に複数の方が同時に参加できる「Showtime VR」の実演も行います。
１．日 時：２０２５年９月１０日（水）
成果報告と講演会（参加費無料） １３時００分〜１６時００分
交流会（参加費無料） １６時００分〜１７時３０分
２．会 場：ＪＪＫ会館 ２階多目的ホール（成果報告及び講演会）
同 ７階Ｂ会議室（交流会）
（ＪＪＫ＝全国情報サービス産業企業年金基金の略称）
東京都中央区築地４−１−１４
https://www.jjk.or.jp/organization-management/#map
３．成果報告と講演会（１３時００分〜１６時００分 ２階多目的ホール）
◇主催者挨拶 当協会 理事長 永松荘一
◇基調講演（13:10〜13:50）
「AIの現状と課題」
前内閣官房内閣審議官、内閣府科学技術・イノベーション推進事務局統括官
渡邊 昇治 様
・講演概要；AIの開発、活用やリスクへの対応が、国や組織の発展を左右する 可能性があるが、AIの変化や競争は激化し、課題も多い。そこで、AIの開発 利活用やリスクの現状・課題と対応等についての考察をご紹介いただきます。
◇特別講演１（13:50〜14:30）
「製造業の技術伝承におけるAI適用の可能性」株式会社 LIGHTzCOO
雲宝 広貴 様
･････････････････＜休憩10分＞･････････････････････････
◇特別講演２（14:40〜15:20）
「社会課題解決に向けた先端技術活用
〜高齢者による高齢者のためのＶＲコンテンツ企画制作〜」
日本財団 公益事業部 シニアオフィサー 岡田 友子 様
※当財団 セキュア環境開発グループ長 小林 孝文との連携報告
・講演概要；日本財団支援事業としてニューメディア開発協会が実施した 「高齢者による高齢者のためのＶＲコンテンツ企画制作」事業について、 日本財団の支援事業に至った経緯、本事業の実施内容と成果、また日本財団 が取組んでいる「社会課題解決に向けた先端技術活用事業」についてご紹介 いただきます。
◇特別講演３（15:20〜16:00）
「子どものアバター活用拡大に向けた先生支援強化（最終年度総括）」仮題
京都女子大学発達教育学部 教授 滝川 国芳 様
・講演概要；子どものアバター活用事業について、５年間の総括としてご報告 いただきます。
４．交流会（１６時００分〜１７時３０分 ７階Ｂ会議室）
・立食形式とし出入り自由ですのでお気軽にご参加下さい。
・料理の手配の関係上、事前申し込みの形をとらせていただきますので、ご協力 を願いいたします。（事前登録なしでの当日参加も歓迎いたします。）
・会場にて、２０２４年度実施の主な事業成果をスライドショーにてご紹介いた します。
各事業の担当者も参加いたしますのでご興味のある方は、この機会に意見交換い ただけましたら幸いです。
５．申し込み（講演及び成果報告・交流会とも共通）
本イベントに参加ご希望の方は以下のメールアドレス宛にメールをお願いします。
seika2025@nmda.or.jp
お申込みは原則２０２５年８月２９日（金）午後５時までとさせていただきます。
お申し込みは先着順とさせていただき、定員（１００名予定）になり次第お申し 込みを締め切らせていただきます。
（お問合せ・連絡）（一財）ニューメディア開発協会総務グループ：高橋、田辺
TEL：03-6892-5030
詳しくは下記のWebページをご覧ください。
https://www.nmda.or.jp/archives/883
□＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ■ □ トレンドマイクロ株式会社からの情報提供 ■ □＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝−−−−−−−−−−−−−−−
ウイルスバスター セキュリティトピックス 今月のおすすめ記事
−−−−−−−−−−−−−−−
ウイルスバスターセキュリティトピックスではネット詐欺などの脅威から、
皆さまを守り、安全に、安心してインターネットを活用いただくための
セキュリティ情報を提供するサイトです。
これまでに公開した記事の中で、おすすめ記事を3つ厳選してご紹介いたします。
ぜひ日頃の活動や情報収集にお役立てください！
●海外からの知らない電話はなぜかかってくる？折り返しても大丈夫？
https://news.trendmicro.com/ja-jp/article-internationalspamcall-why/?utm_source=nmda&utm_medium=mail&utm_campaign=202508
●070から始まる電話番号はどこから？営業電話やあやしい電話の対処法を解説
https://news.trendmicro.com/ja-jp/article-070spamcall-overview/?utm_source=nmda&utm_medium=mail&utm_campaign=202508
●あなたの口座が狙われている！証券会社を装うフィッシング詐欺に注意
https://news.trendmicro.com/ja-jp/news-phishingscam-securitiescompany/?utm_source=nmda&utm_medium=mail&utm_campaign=202508
−−− トレンドマイクロ株式会社 −−−
□＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ■ □ スキルアップ講座 ■ □＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝●PhraseExpress アプリの便利な活用方法
−−− メロウ・マイスター 臼倉登貴雄 −−−
前号では「スニペットツール（文字列挿入）」の活用について紹介しました。
そして、スニペットツールの「PhraseExpress（フレーズエクスプレス）」の使用 方法についても紹介しました。
参考になりましたか。
今号では、「PhraseExpress」の便利な活用方法についての紹介です。
★ ★ ★ ★ ★
追記：
前号で紹介後、下記の問い合わせがありました。
「PhraseExpress」を設定したが挿入できなかったがなぜですか？」 答え：考えられるのは、「PhraseExpress」のメインウィンドウが開いている場 合、フレーズが発動しないことがありますので、メインウィンドウは必ず閉じてか ら挿入を試みてください。
答え：「Trigger」の「Autotext」や「Hotkey」の設定を確認してください。
※この他、アプリによっては機能がバッティング（競合）して使用できないもの もあるようです。
★ ★ ★ ★ ★
＝目 次＝
タスクバーのアイコンから挿入操作
設定ファイルを複数のPCで共有
設定ファイルを他のユーザーと共有して使用
ホットキーを設定して使用
クリップボード履歴を管理する機能
画像を登録する方法
ハイパーリンクの使用
Tableの作成と挿入
Time（日時）の挿入
★ ★ ★ ★ ★
★タスクバーのアイコンから挿入操作★
「PhraseExpressをタスクバーに登録」で説明したようにタスクバーに 「PhraseExpress」アイコンが表示されている場合、そのアイコンを右クリックし ますと、表示されたメニューのタスク項目に登録したフレーズ名のリストが表示さ れています。
挿入したい箇所でフレーズ名をクリックしますと挿入できます。
わたしは、メールを作成して署名を挿入する箇所で、タスクバーの 「PhraseExpress」アイコンを右クリックして、挿入したい署名のタイトルをクリッ クして挿入しています。
簡単で大変便利なので利用してください。
★ ★ ★ ★ ★
★設定ファイルを複数のPCで共有★
設定ファイルをクラウドに保存して、複数のPCで共有することができます。
OneDriveやDropboxやGoogle Driveを活用すると便利です。
わたしは OneDrive に保存フォルダを作成して各パソコンで共有しています。
OneDrive での共有方法は下記のとおりです。
１．PhraseExpress の共有したいフォルダを選択します。
２．ツールバーの右端にある「エクスポート」ボタンをクリックします。
３．ダウンロードするフォルダの選択画面が表示されますので保存するフォルダを 選択して「保存」ボタンをクリックします。
※わたしは各パソコンでの共有なので「OneDrive」に「PhraseExpress」フォルダ を作成して置き、そこに保存しました。
保存したデータのファイル名は「○○○○.pexdb」です。
４．共有方法は、共有したいパソコンの「PhraseExpress」を起動してツールバーの 「インポート」ボタンをクリックして「OneDrive」の「PhraseExpress」フォルダを 開き、設定データを選択して「開く」ボタンをクリックします。
５．問題無くインポートされたのかを確認して完了です。
★ ★ ★ ★ ★
★設定ファイルを他のユーザーと共有して使用★ クラウド ストレージで共有設定しますと許可した人と設定ファイルを共有 することができます。
他のユーザーとデータを共有して作業したい場合があります。
使用方法は下記のとおりです。
１．ツールバーの右端にある「エクスポート」ボタンをクリックしてクラウド スト レージに保存します。
２．保存したデータの共有設定をして共有する方に通知します。
３．通知を受けた方はデータをインポートすれば共有は完了です。
※当然、通知を受けた方も「PhraseExpress」を使用している必要があります。
補足：
PhraseExpressの共有機能は、フレーズのテキストだけでなく、設定やフォルダ構 造なども共有できます。
注意点：
フレーズの内容によっては、共有する際に注意が必要です。
共有する前に、フレーズの内容を十分に確認してください。
共有相手のアクセス許可設定を適切に設定してください。
★ ★ ★ ★ ★
★「Hotkey」ホットキーを設定する方法★
「Hotkeys」とはショートカットキーのことです。
よく使う定型文やアクションを素早く呼び出せるキーを割り当てて使用すること です。
１．PhraseExpressで「Hotkey」ホットキーを設定するには、まずPhraseExpressを 起動し、設定したいフレーズを選択します。
２．次に、選択したフレーズの「Trigger」にある「Autotext」の右側にあるプルダ ウン（「Ｖ」）をクリックして「Hotkey」を選択します。
３．「ホットキー」欄が表示されますので、希望するホットキーを選択します。
例えば、「Ctrl」+「Shift」。そして、右端の「None」のプルダウンをクリックし て「キー」の組み合わせを選択します。
選択できる「キー」は沢山あります。
設定後、もし、「ホットキー」欄の右端に△に「！」（ビックリマーク）が表示 された場合は他のアプリやシステムとの競合したキー設定ですのでキーの組み合わ せを変更してください。
※「Ctrl」+「Shift」+「ローマ字キー」だと問題ないようです。
４．最後に、設定を保存するために右端の「Click to add Trigger」ボタン （〇に＋）をクリックします。
５．指定したホットキーを押すことで、選択したフレーズが入力されるか確認して ください。
※複数のフレーズに同じホットキーを設定したら同じ「キー」のフレーズが挿入 の箇所にポップアップされ選択できました。
ホットキーを上手く活用することで、さらに作業効率を上げることができます。
★クリップボード履歴を管理する機能★
PhraseExpress には、クリップボード履歴を管理する機能が備わっています。
過去にコピーしたテキストや画像を簡単に呼び出して再利用できます。
また、クリップボードの履歴を整理・管理するための様々な機能も提供されてい ます。
PhraseExpress のクリップボード履歴管理機能は、Windows の標準機能であるク リップボード履歴機能よりも、より高度な機能を提供します。
例えば、PhraseExpress では、クリップボード履歴をグループ化したり、ピン留 めしたり、自動削除したりできます。
そして、PhraseExpress は、テキストだけでなく、画像やファイルなどのクリッ プボード履歴も管理できます。
PhraseExpress のクリップボード履歴管理機能は、文章作成やデータ入力などの 作業を頻繁に行うユーザーにとって非常に便利な機能です。
PhraseExpress のクリップボード履歴管理機能の概要：
１．履歴の保存：
PhraseExpress は、コピーされたテキストや画像を自動的に履歴として保存しま す。
２．履歴の表示：
保存された履歴は、PhraseExpress のウィンドウやホットキーで簡単に表示でき ます。
３．履歴の検索：
履歴の中から特定のテキストや画像を検索することができます。
４．履歴の整理：
履歴をグループ化したり、不要な履歴を削除したりできます。
５．履歴のピン留め：
よく使う履歴をピン留めして、常に表示させることができます。
６．履歴の自動削除：
一定期間経過した履歴を自動的に削除する設定ができます。
★PhraseExpress のクリップボード履歴管理機能の使い方：
１．クリップボード履歴を表示：
PhraseExpress のメインウィンドウのツリーメニューの「Clipboard Cache」を クリックするか、ホットキー（デフォルトではCtrl + Alt + V）を押してクリップ ボード履歴を表示します。
※わたしは「Ctrl」+「Shift」+「C」に設定を変更しました。
Autotextにショートカットキーワードを設定して、コピー履歴を素早く呼び出せ るようにもできます。
※わたしは「C/」に設定をしています。
２．履歴から選択：
表示された履歴の中から、使いたい項目をクリックして選択します。
３．貼り付け：
選択した項目がクリップボードにコピーされ、貼り付け先のアプリケーションで 貼り付け（Ctrl + V）を実行します。
★PhraseExpress のクリップボード履歴管理機能のメリット：
１．作業効率の向上：
過去にコピーしたテキストや画像を何度もコピー＆ペーストする手間を省き、 作業効率を向上させることができます。
２．入力ミスの防止：
長いテキストや複雑なフォーマットのテキストを再入力する手間を省き、入力ミ スを防止できます。
３．情報の一元管理：
複数のアプリケーションでコピーした情報を一元的に管理できます。
４．柔軟なカスタマイズ：
履歴の保存期間や表示方法などを自由にカスタマイズできます。
★PhraseExpressのクリップボード履歴管理機能の基本的な使い方：
１．機能を有効化する：
ツリーメニューに[Clipboard Cache]がない場合は機能を有効化します。
1-1 PhraseExpressを起動し、[ファイル] → [Settings]へ進みます。
1-2 「Options」の一番上にある[features]タブを選択し、[Clipboard Cache]オプ ションにチェックを入れます。
1-3 [OK]ボタンをクリックして設定を保存し、これで履歴機能が有効になります。
２．履歴の管理とカスタマイズ：
[Clipboard Cache]の設定にある[Clear folder on exit]のチェックは外します。
これで終了しても履歴が残ります。
「履歴保持件数」を設定して、保持するコピー履歴の数を増やせます。初期値は 20ですが、必要に応じて変更することができます。
[Maximum number of items]（履歴を保持する件数）で変更できます。
[Maximum number of items]は、[Clipboard Cache]をクリックして右側に表示さ れた設定画面にあります。
※わたしは「1000」に設定を変更しました。多すぎるかも。
３．履歴の検索と利用：
履歴からテキストを検索する際には、メインウインドウの上部にある検索ボック スやF3キーを利用し、キーワードを入力することで履歴内の一致する項目を絞り込 むことができます。
ただし、クリックボードの履歴を検索する場合は検索ボックスの右端のプルダウ ンをクリックして「Lnclude Clipboard Cache」にチェックを入れておくことが必要 です。
履歴リストから使用したい項目を選択し、簡単に貼り付けることが可能です。
この機能を活用すれば、頻繁に繰り返し使用するテキスト入力が効率的になり、 特に長文やコード作業で非常に役立ちます！ 自分の作業スタイルに合わせて設定を 調整するのもお勧めです。
≪特記≫
ひとつのドキュメントを入力しているとき、繰り返し入力するワードは結構多い ものです。
例えばこの記事内だとPhraseExpressが何度も出ています。Windows のクリック ボードは一回コピーして貼り付けたとしても、別のワードをコピーするとクリップ ボードは上書きされてもう使えません。
※わたしは、履歴にある「PhraseExpress」のAutotextのショートカットキーワー ドに「ph/」と登録して使用しています。
Clipboard Cache を有効にしておくと、登録した Hotkey か Autotext を入力す るとポップアップメニューが現れて簡単に入力できます。
Clipboard Cache に登録された履歴で頻繁に使う文字列は、履歴をクリックして Hotkey か Autotext を設定しておくと簡単に挿入できますので使用してください。
≪参考≫
クリップボード履歴の文字化け問題があります。
日本語表示ですので避けれないようです。
しかし、解決方法がいくつか考えられます。
１．Paste Method の調整：
PhraseExpressの「Settings」 → 「Expert Options」やー「Text Insertion」 から「Paste Method」を「Paste text using Windows Clipboard」に変更すると 改善することがあるようです。
２．IME (日本語入力) の切り替え：
日本語入力のON/OFFが干渉することがあるため、PhraseExpress実行時にIMEをOFF にするスクリプトを挟むと効果的です。
３．変数を使用：
テキストをクリップボードに移してから出力する方式を試してみると、文字化け が防げることがあるようです。
※実際に、これらを試してみていないので効果には疑問があります。
★ ★ ★ ★ ★
★画像を登録する方法★
PhraseExpress は、テキストだけでなく、画像も扱うことができます。
PhraseExpress に画像を登録するには、まず画像をクリップボードにコピーし、 PhraseExpress でフレーズのテキスト入力欄にペーストします。その後、画像を含むテキストを PhraseExpress に登録しますと登録されたフレー ズを呼び出すと、画像も一緒に表示されます。
以下に詳細な手順を説明します。
１．画像をクリップボードにコピー：
登録したい画像ファイルを右クリックし、「コピー」を選択するか、Ctrl+C (Windows) でクリップボードにコピーします。
２．PhraseExpress でテキスト入力欄にペースト：
PhraseExpress を開き、新しいフレーズを作成するか、既存のフレーズを編集し ます。
テキスト入力欄にカーソルを移動し、Ctrl+V (Windows) で画像をペーストしま す。
３．画像を PhraseExpress に登録：
画像を含むテキストを PhraseExpress のフレーズに登録されています。
４．フレーズを呼び出す：
登録したフレーズを呼び出すと、画像も一緒に挿入されます。
≪補足≫
画像を登録する際には、テキストと画像を組み合わせて登録することが可能で す。
登録したフレーズを呼び出すと、テキストと画像が同時に表示されます。
画像は、クリップボード経由で登録する必要があります。
画像形式は、BMP、PNG、JPG など、一般的な形式に対応しています。
≪参考≫
例えば、以下のような画像を PhraseExpress に登録できます。
笑顔の猫」の画像をクリップボードにコピーします。
PhraseExpress を開き、新しいフレーズを作成します。
テキスト入力欄に「かわいい猫！」と入力し、その後に画像をペーストします。
「笑顔の猫」というフレーズを登録します。
「笑顔の猫」というフレーズを呼び出すと、「かわいい猫！」というテキスト と、笑顔の猫の画像が同時に表示されます。
この方法で、PhraseExpress に画像を登録し、効率的に活用することができま す。
★PhraseExpress に画像を登録する方法−２★
PhraseExpressに画像を挿入するには、幾つかの方法があります。
１．「Picture」ツールを使用し画像ファイルの挿入：
PhraseExpressのフレーズ編集画面で、画像を挿入したい場所にカーソルを合わ せ、ツールバーの「lnsert」グループの「Picture」を選択し、表示された「開く」 の画面で画像ファイルを選択しますと挿入されます。
表示設定：
必要に応じて、画像のサイズや配置などの調整ができます。
補足：
リッチテキスト形式で画像を挿入すると、画像がフレーズの一部として保存され るため、表示が安定します。
※ディフォルトの設定ではリッチテキスト形式になっています。
画像を挿入するには挿入するするアプリケーションがインストールされている必 要があります。
２．マクロを使用して登録：
登録したい画像のファイルをフレーズ編集画面にドラッグして貼り付けます。
貼り付けますと下記のダイヤログが表示されます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
タイトル：Include external file
コメント：How would you like to add file デジタル推進委員-m.png" to PhraseExpress?
（翻訳：外部ファイル「デジタル推進委員-m.png」を追加します。）：
〇Import file contents as a whole.
（翻訳：ファイルの内容全体をインポートする）：
〇Create a phrase with a macro to paste the file contents dynamically when this phrase is executed.
（翻訳：このフレーズが実行されたときに、ファイルの内容を動的に貼り付ける マクロを含むフレーズを作成する）：
〇Create a phrase with a macro to open the file with the associated program when this phrase is executed.
（翻訳：このフレーズが実行されたときに、関連付けられたプログラムで ファイルを開くマクロを含むフレーズを作成する）：
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
下記の選択肢にチェックを入れ「OK」ボタンをクリックすれば完了です。
〇Create a phrase with a macro to paste the file contents dynamically when this phrase is executed. フレーズ編集画面には下記のマクロが挿入されています。
例：
{#embedfile D:\Mellow\情報生活\デジタル推進委員\デジタル推進委員-m.png}
以上で、マクロでの画像設定は完了です。
★ ★ ★ ★ ★
★ハイパーリンクの使用★
PhraseExpressにおけるハイパーリンクとは、ハイパーリンクをフレーズに組み込 むことで、リンクをクリックすると、ウェブページやファイルやフォルダやメーラ ーの送信画面を簡単に表示したり移動したりできます。
※アプリの起動ファイルを登録したら起動することができました。
PhraseExpressにおけるハイパーリンクの具体的な活用例：
１．頻繁に参照するWebページへのリンク：
よく参照するWebページへのリンクを登録しておけば、ワンクリックでアクセスで きます。
２．頻繁に参照するフォルダへのリンク：
よく利用するフォルダへのリンクをに登録しておけば、ワンクリックでアクセス できます。
３．ファイルへのリンク：
Word文書やExcelファイルなど、よく使用するファイルを登録しておけば、すぐに 開くことができます。
４．メールアドレスへのリンク：
メールアドレスを登録しておけば、クリックするだけでメールソフトが起動し、 宛先に自動で入力されます。
５．アプリへのリンク：
特定のアプリの起動ファイルを登録しておけば、クリックするだけでアプリが 起動します。
★ハイパーリンクを設定する方法
では具体的設定方法を紹介します。
フレーズの編集画面を開き、Phrase content にハイパーリンクを設定したい WebページのURLやフォルダのアドレス、メールアドレス、ファイル名とパスを記入 します。
記入例は下記のとおりです。
１．Webページへのリンク場合：
https://senior-net.sub.jp/mlma/index.html
https://www.facebook.com/groups/1599712336706310
２．フォルダへのリンクの場合：
D:\Mellow\情報生活\メールマガジン
３．ファイルへのリンクの場合：
D:\Mellow\情報生活\メールマガジン\ml-253.txt
４．メールアドレスへのリンクの場合：
usukura@live.jp
５．特定のアプリへのリンクの場合：
C:\Users\usuku\AppData\Roaming\Zoom\bin\Zoom.exe
★ハイパーリンクの使用方法
フレーズに設定したホットキー操作をして、表示されたフレームの右端にあるプ ルダウン「Ｖ」をクリックして下記の項目を選択しますと操作できます。
１．Webページへのリンク場合：
Open https://senior-net.sub.jp/mlma/index.html browser
２．フォルダへのリンクの場合：
Open folder D:\Mellow\情報生活\メールマガジン in Explorer
３．ファイルへのリンクの場合：
Open file D:\Mellow\情報生活\メールマガジン\ml-253.txt
４．メールアドレスへのリンクの場合：
Email to usukura@live.jp ５．特定のアプリへのリンクの場合：
Open file C:\Users\usuku\AppData\Roaming\Zoom\bin\Zoom.exe
★ ★ ★ ★ ★
★Tableの作成と挿入★
PhraseExpressではTableの作成と挿入ができます。
基本的な流れとして、以下のようになります。
１．テーブルの作成：
PhraseExpressのエディタで、「新しいフレーズ」を選択します。
フレーズ編集（Phrase content）を選択しますと、ツールバーに「lnsert」グル ープが表示されます。
「lnsert」グループの「Table」を選択しますと、「lnsert Table」のダイヤログ ボックスが開きます。
ダイヤログボックスの「Table size」で行や列の数を指定します。
設定が完了したら「lnsert」ボタンをクリックします。
２．コンテンツの入力：
テーブル内に各セルのテキストを入力できます。
必要に応じて、フォントサイズやスタイルを変更します。
３．「Trigger」にHotkeyやAutotextを設定します。
４．テーブルの利用：
フレーズをトリガーした時に、テーブル形式で展開されます。
これにより、簡単にテーブル形式の挿入や情報を共有ができます。
★ ★ ★ ★ ★
★Time（日時）の挿入★
PhraseExpressで「time」を使用することで、簡単に日付や時刻の情報を挿入でき ます 以下に基本的な使い方を説明します。
１．日付/時刻の変数を利用：
テキストの編集を選択し、ツールバーの「macros」グループの左上にある 「Time」ボタンをクリックし、「Date/Time」を選択します。
２．表示スタイルを選択：
「Date/Time」ダイヤログボックスが表示されましたら左端の「Presets」で表示 スタイルを選択し「OK」ボタン」をクリックします。
※右側のメニューでは細かな設定もできます。
「日付」や「時刻」を選択することで、現在の情報を表示する動的な内容をフレ ーズに含められます。
３．トリガーと連携：
自動テキスト（Autotext）やホットキーを設定して、日付や時刻をスムーズに 挿入できるようにします。
★ ★ ★ ★ ★
≪参考≫
★特殊文字の崩れ防止の設定★
「Settings」の「Expert Options」の「Text lnsertion」で「Paste Method」 項目にある「Paste text using the Windows Clipboard」を推奨します。
この方法では改行を含む文章や特殊文字の崩れを防ぎます。
★「設定」画面を開く方法★
タスク バーの通知領域のアイコンを右クリックし、「Program Setting」を選択 します。
ソフトウェアが起動している状態で、メニューバーの「File」をクリックし 「Settings」を選択します。
≪特記≫
Autotextの文字列が「us/」の場合、半角にして「us/」と入力していたが、全角 の状態の場合「us/」（かな入力の場合は「なとめ」）のキーを入力しても挿入でで きることが分かった。
驚きです。
また、アプリによっては正常に使えないこともあるようです。
★ ★ ★ ★ ★
以上が PhraseExpress の便利な活用方法の紹介です。
凄いツールです。是非、活用してください。
★ ★ ★ ★ ★
この他、便利なマクロを使用した設定方法やPhraseExpressをスマホと同期する 方法、USBメモリなどから直接実行する方法など便利な活用方法があります。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「スキルアップ講座」について、ご意見をお寄せください。
短縮URL： https://bit.ly/3Vlnv9h
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
記：臼倉 tokio@usukura.com
https://www.facebook.com/usukura.jp
シニア情報生活アドバイザー活動支援ページ
https://www.facebook.com/sitadv/
□＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ■ □ 参考情報・資料 ■ □＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝●Office 2019 は、2025年10月14日にサポート終了
サポート終了後は、セキュリティ更新プログラムやテクニカルサポートが提供さ れなくなります。
Microsoft 365などの最新の生産性向上ソフトウェアへの移行が推奨されてます。