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シニア情報生活アドバイザーマガジン


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MELLOWのマーク   発行:一般財団法人ニューメディア開発協会 
      シニア情報生活アドバイザー事務局 
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■<目次>■
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[トピックス]
 ●平成18年度補助事業「シニア情報生活アドバイザー養成推進事業」を実施中
 ●「シニアネット・フォーラム21in北陸」が富山市で開催
 ●アドバイザー事務局からのお願い
[アドバイザーの活動紹介]
 ●寺子屋のような風変わりなクラスをご紹介します
   −旭 十四郎さん−
[シニアネット/養成講座実施団体訪問]
 ●イキイキ・ウキウキ・ワクワク・ドキドキな暮らしの輪をつくる
   −NPO法人いきいきネットとくしま−
[スキルアップ講座]
 ●ユーザビリティの視点を持って活動を
[参考情報・資料]
 ●全国 11 都市で開催 "the Microsoft Conference 2006" −参加費無料−
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■トピックス■
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 ●平成18年度補助事業「シニア情報生活アドバイザー養成推進事業」を実施中
 ニューメディア開発協会は現在、日本自転車振興会(競輪)の支援を受けて補助 事業「平成18年度シニア情報生活アドバイザー養成推進事業」を実施しておりま す。
 シニア情報生活アドバイザー資格を取得し地域のために貢献したいとする多くの シニアの意欲に応えるもので、養成講座実施団体には趣旨をご理解いただき、積極 的に活用されるようお願いいたします。
 下期に入りましたが、引き続き補助しておりますので、養成講座実施団体におか れては、意欲あるシニアのために、より多くのご応募をお願いいたします。
 なお、本事業への応募等詳細は、当協会のシニア情報生活アドバイザー専用ホー ムページよりお願いいたします。
 URLは次の通りです。
  http://www.nmda.or.jp/mellow/adviser/hojyo.html
 ●「シニアネット・フォーラム21in北陸」が富山市で開催
 去る10月12日、13日に「シニアネット・フォーラム21in北陸」が、富山 県富山市で『シニアの再チャレンジ! 大きく楽しみ(チョット)社会貢献』と題 し「シニアネット・フォーラム21in北陸」が開催されました。定員を上回る多数 の方々にご参加いただき、お陰様で大変有意義なものとすることが出来ました。
 厚 くお礼申し上げます。
 このフォーラムの内容は後日、当協会のホームページに掲載 いたしますので、是非、ご覧下さい。
 このようなフォーラムが皆様の活動に少しでもお役に立てればと思っております。
 なお、第2弾として、来年2月15日、16日に東京で「シニアネット・フォー ラム21in2007」を開催いたしますので、是非ご参加下さい。
 ●アドバイザー事務局からのお願い
 平成18年度も10月を迎え、下期に入りました。
 多くのシニアのために、そしてアドバイザーの皆様のために「シニア情報生活ア ドバイザー制度」のより一層の普及・拡充を図るべく事業に邁進して参ります。
 より一層のご支援、ご協力のほど、よろしくお願い致します。
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■アドバイザーの活動紹介■
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 ●寺子屋のような風変わりなクラスをご紹介します
 関西イー・エルダーは9月開催の講座数が18、それを40人の講師で賄ってお りますがイー・エルダー関西支部として発足して3年でその発展振りは驚くばかり です。やはり個人では出来ない(NPO)法人格の組織力によるものだと常々感じてお ります。
 今回、これら多くの講座の中で少々特異な二つ講座を紹介させていただきます。
 兵庫県芦屋市の受講生の私邸と近隣の御影の教会で開設しています6名と8名の 寺子屋的な様相をした少人数講座ですが3年前に始めて今では両講座とも五十数回 を数えております。
 その特異性は受講の方々にあります。
 合わせて14名の方々は初めから3年間固定されていて最高齢は75歳がお二人、 その他の皆さんも65歳以上の女性ばかりですが皆さん矍鑠(かくしゃく)として お元気な方々ばかりで車でお越しになります。
 阪神間で有名な女学院をかなり(失礼!)昔に卒業された方々が大半で先輩!後 輩!と呼び合う仲間の集まりの感があり和やかな雰囲気の中で、しかし真剣に勉強 しておられ私たち講師も一緒に勉強している積もりでおります。
 発端は受講生を募って講座を始めたのではなく、皆様方はITC (International Training In Communication) と言う世界規模組織の中の阪神地区リエゾンに所属さ れておりその組織に私たち講師が招聘されて始まったと言うべきかも知れません。
故にこの講座がロングランするのも宜(むべ)なるかなと想像していただけるので はないでしょうか。
 この会員として活躍すると言うことは日英バイリンガルで情報交換、議事録など 書類作成が必須でそのためにはパソコンやメイル、インターネットが使いこなせな くてはいけませんので皆さん真剣です。
 それだけに私たちも少しでも皆さんのお役に立てばと思って取り組んでおり教材 も目的に適った実用的なものをと常々心がけており、教材作成の講師には大変ご苦 労をしていただいています。
 今後とも喜んでいただける講座として出来るだけ長く継続したいと思っておりま すので講座の維持、パソコン機器の提供補修、教材の提供など関西イー・エルダー の支援を切にお願いしております。
 シニア情報生活アドバイザー
  旭 十四郎(兵庫県)
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■シニアネット/養成講座実施団体訪問■
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 ●イキイキ・ウキウキ・ワクワク・ドキドキな暮らしの輪をつくる
NPO法人いきいきネットとくしまはパソコン・インターネットなど情報技術(I T) を、賢く、上手に使って、イキイキ・ウキウキ・ワクワク・ドキドキな暮らし、情 報生活の輪をつくろう!という集まりです。2003年9月に任意団体として出発、 2004年10月にNPO法人として認証を受けました。
 現在の会員は119名。そのうち36名がシニア情報生活アドバイザー(徳島県 内在住者は31名)資格を取得し活躍をしています。
<活動内容の紹介>
●徳島県からの受託事業
 NPO法人いきいきネットとくしまは徳島県との連携活動に力を注いでいます。その ひとつがパートナーシップ推進事業補助事業「IT活用でくらしをゆたかに・楽し く〜わくわくパソコン教室」です。毎年「基礎コース」「ワードコース」「エクセ ルコース」の全14講座を企画・実施。テキスト制作、講師・アシスタントを会員 が担当し、ひとりでも多くの県民が基本的なIT技能を身につけ、豊かな情報生活を 築けるよう支援しています。
●大学や徳島市からの受託事業
 大学との連携もNPO法人いきいきネットとくしまの地域活動の特色のひとつ。徳島 大学と徳島市の共同事業「いきいきパソコン教室」の企画・運営に参画しています。
基礎講座ワードコースの「チラシ、はがき、ポスター、日記帳作成講座」、エクセ ルコースの「住所録、四則計算、家計簿、体重身長グラフ、カロリー計算講座」な ど14講座に関して、テキスト制作、講師・アシスタントの担当を徳島大学の指導 のもと行っています。
●NPO連携事業
 NPO法人いきいきネットとくしまでは、他のNPOとの連携事業も行っています。
 NPO法人徳島インターネット市民塾が中山間地域を対象に開催しているeラーニング 講座(月ケ谷温泉ユビキタス教室)のスクーリング事業に協力、パソコン・インタ ーネット活用学習のアシスタントを担当しています。
●シニア情報生活アドバイザー養成講座事業
 ■連絡体制づくり:NPO法人いきいきネットとくしまでは、徳島在住のシニア情 報生活アドバイザーの連絡会議を設け、相互連絡体制の強化に努めています。
 ■養成講座実のための事務局づくり:養成講座実施のための事務局を開設。
 良質 な講座運営、養成講座講師の育成、レベルアップなどにも努力しています。
 そのた め、運営マニュアル、養成講座用PCメンテナンスのチェックシート、認定試験チ ェックシートなどを独自に作成。また、養成講座受講者専用ML運営、養成講座受 講者専用メールアカウント発行もしています。
 ■ノウハウ共有蓄積活動:主に養成講座を中心に、講座運営方法、講師のやり方 などについて県下アドバイザーで情報共有・蓄積するため、アドバイザ部会専用M Lの運用、ファイルサーバ構築(メンバー限定)に取り組んでいます。
●アドバイザーのスキルアップ
 NPO法人いきいきネットとくしまのシニア情報生活アドバイザは徳島インターネッ ト市民塾「シニア情報生活アドバイザスキルアップ講座」に参加。講座用テキスト 執筆法やリーダー技能について学習し、スキルアップを図っています。会員宅での サーバ構築のための自主勉強会、ルーター設定自主勉強会なども実施しています。
●野外撮影会等野外活動の企画・実施
 会員及び一般の参加により、夏・秋の山野草をデジカメ撮影する会も催していま す。
 撮影の後、写真編集講座を実施するのが特色。たいへん好評です。
<アドバイザーからひとこと>
 中心的に活動している本会アドバイザー3名からの感想・エピソードをご紹介し ます。
★Aさん:養成講座の講師を経験して
 プレゼン指導をするとき、思わず力が入ってしまい、思っていることを率直に言 いすぎて、自信喪失させてしまうことも有りました。
 途中でリタイアしたいと申し 出があったときは必死で説得しました。
 しかし、お互いに一つの目標に向けて頑張 り、達成感を分かち合うことができました。
 その後、師弟を乗り越えてともにアド バイザーとして活動しています。
★Bさん:アドバイザーとしての毎日
 今まで教えられる立場にいたのに、今度はアドバイザーとして、活動始めたとき は、どきどきしました。
 しかし、指導的立場からの講習会への参加は回数を重ねる たびに、私自身のスキルアップになって、毎回が学習の場になっています。
 また、 多くの方との出会いがあり、毎日のメール交換を楽しんでいます。
★Cさん:事務局担当の立場から
 いきいきネットとくしまのアドバイザー第1期生です。私たち1期生の誕生と同 時に自分たちの活動を発信するアドバイザーページを公式サイトに開設しました。
 また、養成講座の出席簿や座席表の作成、PCのメンテナンス、実技試験のチェッ クシート作成など次々に出てくる課題に対して意見を出し合い、一つ一つ解決して 乗り越えてきました。
 養成講座の実施に必要な書類の作成もなかなかたいへんです。
 間違いが無いよう何度も何度も見直し、祈る思いで提出。認定の通知をいただくと 我が事のように喜びが沸いてきます。
 事務局は大変ですが、たいへんやりがいのあ る仕事です。
 「いきいきネットとくしま」のホームページ
 http://www.ikiikinet.org/
 いきいきネットとくしま
 代表 吉田 敦也
  
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■スキルアップ講座■
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 ●ユーザビリティの視点を持って活動を
 これまで数回に渡り、アドバイザーにとって大事なアクセシビリティの視点で取 り組むことの必要性とWebサイトのアクセシビリティ化の方法について紹介して きました。今回は、アクセシビリティの延長線上にあるユーザビリティ (usability) について紹介いたします。
 ユーザビリティとは、1998年に成立した国際規格のISO 9241-11で、「特定の利用 状況において、特定の利用者によって、ある製品が、指定された目標を達成するた めに用いられる際の、有効さ、効率、利用者の満足度の度合い」と定義されていま す。
 アクセシビリティとは以前ご説明したように「みんなが使えるものに」すること に主眼がおかれていますが、ユーザビリティは「みんなが使い易いものに」するこ とといえます。
 簡単に言えばアクセシビリティをもっと前進させて使えるようにするだけでなく より使い易くすることにあるといえます。
 ユーザビリティとは、ソフトウェアやハードウェア、Webサイトなどを「より 使い易くできるように」することなのです。整理すると下記のようなことです。
1.さまざまな機能をなるべく簡単な操作で使用できアクセスできるようにすること
2.使っていてストレスや戸惑いを感じないようにすること
3.使用するひとの環境に合わせて使用できるようにすること
 ユーザビリティの視点から求められるアドバイザーの活動は下記のように整理す ることができます。
1.高齢者は、加齢に伴い視覚・聴覚が変化するため、視覚障害者や聴覚障害者と共通する問題を抱えるため個人の状況に応じたカスタマイズが必要となる
2.専門用語や新語は苦手な人が多く、複雑な操作の習得も負担となるなど学習障害を抱えるため個人にあわせた対応が必要になる
3.マウスやキーボード操作をはじめパソコンや周辺機器の使用や操作に困難が生じるため使用し易すくする必要がある
4.パソコンを購入したままの初期設定で利用しているケースが多いので、使用し易い状態に整える必要がある
5.OS、ブラウザー、アプリケーションなどを使用し易い状態に整える必要がある
6.必要に応じて、スクリーンリーダーや音声ブラウザーなどを使用して操作し易い環境に整える必要がある
7.マウスやキーボードなど使用し易い機器を使用することで解決する必要がある
8.パソコン操作やアプリケーションを使用し易くするツールや補助機器を使用することで解決する必要がある
9.個人にあわせた支援を行う必要がある
 アドバイザーには、高齢者が加齢とともに様々な障害を抱えるということを前提 として、ユーザビリティの視点を持って個々人の状況にあわせた支援活動が求めら れるのです。
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■参考情報・資料■
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●全国 11 都市で開催 "the Microsoft Conference 2006"
 来年の1月には Windows Vista が登場すると言われています。
 Windows Vista や 2007 Office などを紹介するカンファレンスが参加費は無 料で全国 11都市で開催されます。詳細は下記をご参照下さい。
  http://www.event-registration.jp/events/msc06/
  ※お勧めのサイトがありましたらご提案下さい。よろしくお願いします。

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