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シニア情報生活アドバイザーマガジン


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MELLOWのマーク   発行:一般財団法人ニューメディア開発協会 
      シニア情報生活アドバイザー事務局 

   ☆☆☆ 新年度の初めにあたって ☆☆☆
 4月を迎え、2005年度が新しくスタート致しました。
 今年度もシニア情報生活アドバイザー制度の拡充に努めて参ります。
 皆様の活動に少しでもお役に立てるよう邁進して参りますので、より一層のご支援、ご協力をお願い致します。
 ●事務局からのお知らせ
 4月1日付で財団法人ニューメディア開発協会のシニア情報生活アドバイザー事務局のスタッフに異動がありましたのでご連絡いたします。
 従来の田辺圭子に替わり島村佳枝が担当させていただきます。
 誠心誠意、勤めさせていただきますので皆様のご支援、ご協力をお願い致します。
 また、暫くは不慣れのため、皆様にご迷惑をおかけする場合もあろうかと思います。
 どうぞよろしくお願い致します。
 なお、事務局へのご連絡等はこれまで同様、以下にお願い致します。
 電話:03−3457−0673 Eメール:sa@nmda.or.jp

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 <目次>
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[トピックス]
 ●平成17年度も「シニア情報生活アドバイザー養成推進補助事業」を実施
 ●平成17年度、自治体との協働(コラボレーション)事業が新たに1件誕生
[アドバイザーの活動紹介]
 ●3年前には、思いもよらなかった道 渡辺 俊子さん
[シニアネット/養成講座実施団体訪問]
 ●健康パソコン教室を開設し活動する「メロウ倶楽部関西グループ」
[スキルアップ講座]
 ●デジタルカメラのパソコンでの活用、まずはフリーソフトのViXで
[参考情報・資料]
 ●フィッシング詐欺の見破り方と対策
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■トピックス■
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 ●平成17年度も「シニア情報生活アドバイザー養成推進補助事業」を実施
 前号で実施予定のご案内をいたしました「シニア情報生活アドバイザー養成推進 補助事業」の実施が決定いたしました。
 「シニア情報生活アドバイザー養成推進補助事業」は、日本自転車振興会(競輪) の補助金を受けて平成16年度より実施しております。
 シニア情報生活アドバイザー養成講座実施団体の意欲的な活用により、大きな成果 が得られましたので、今年度も、シニア情報生活アドバイザーの資格を取得し地域の ために貢献したいとする多くのシニアの方々の意欲にお応えするために、この補助事 業を実施いたします。
 近日中に募集要項を当協会のシニア情報生活アドバイザー専用ホームページにてご 案内いたしますので、養成講座実施団体は、是非、趣旨をご理解いただき、積極的に 活用されるようお願いいたします。
 平成17年度の補助事業の概要は昨年度と同様、下記の通りです。
1.補助の対象はシニア情報生活アドバイザー養成講座実施団体が開催する養成講座に要する費用(会場や機材の賃借料、講師へ支払う交通費・手当等実費)。但し、会場や機材の賃借料は賃貸契約書等に、及び講師へ支払う交通費・手当等の実費は、申請される団体の定める規則にそれぞれ従うものとします。
2.補助金額は、当協会が申請案件ごとに審査を行い決定します。決定した補助金額については、当協会がその50%を負担し、残りの50%は当該養成講座実施団体が負担することとします。なお、補助対象とする開催費総額は1養成講座あたり20万円を限度とします。
3.応募資格は、下記の条件を全て満たすこととします。
 @当協会に登録された「シニア情報生活アドバイザー養成講座実施団体」
 A受講者数が少ない等の理由で開催が難しい状況にあること。
 B但し、他団体等の補助事業と重複して本事業の補助を受けることはできない。
4.公募期間は、平成17年4月1日から平成18年3月31日までの養成講座実施   分までとします。但し、予算額を超えた時点で本事業の募集は終了とします。
 なお、お問い合わせは、事務局の村岡までお寄せください。
 (電話:03-3457-0673、Eメール:muraoka@nmda.or.jp
 シニア情報生活アドバイザー制度のホームページ
 http://www.nmda.or.jp/mellow/adviser/
 ●平成17年度、自治体との協働(コラボレーション)事業が新たに1件誕生  熊本県で活躍している養成講座実施団体「熊本シニアネット」が平成17年度に おいて、熊本県健康福祉部、財団法人熊本さわやか長寿財団と協働して「シニアI Tリーダー」を養成し、熊本県下の高齢者にITを活用した生き甲斐作りと仲間作 りなど社会参加を進めることになりました。
 この事業においてはシニア情報生活アドバイザー制度が全面的に採用され、熊本 市、八代市及び本渡市など熊本県全域をカバーする形で計5回のシニア情報生活ア ドバイザー養成講座を開催され、50名ほどのシニアITリーダー(=シニア情報 生活アドバイザー)が養成されることになっております。
 なお、第1回の養成講座 は6月1日から熊本市で開催される予定になっており、現在、熊本県健康福祉部が 県民に対し募集を行っております。
 今後の活躍が大いに期待されます。
 熊本シニアネットのホームページ
  http://ksn-net.cool.ne.jp/
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■アドバイザーの活動紹介■
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 ●3年前には、思いもよらなかった道=シニア情報生活アドバイザー
 WindowsMeを買い、パソコンに初めて触れて半年ほど経ったころ「これからは、 ITの時代だからこんな講座があるのでやってみたら」と、多摩IT普及会代表の 方にすすめられました。
 「インターネットが出来て日常的にメールを使用、おおむね50才以上の人」  ふむふむ…これなら条件クリヤー。私にも出来そうとアドバイザー養成講座を受 講しました。ワードもエクセルもろくに知らなかった私ですが現在、アドバイザー として活動しています。
 「シニアネット東京」で月2回行われる勉強会、見渡せばハイレベルの方々ばか り。持ち回りで講師なのですが、実際の講座に即役立つ勉強会!この勉強会の企画 がなかったら今の私の充たされた生活はありませんでした。
 アシスタント初体験、それは資格取得後半年程経った頃でした。多摩IT普及会 の吉野さんから声をかけていただいたのですが、それはそれは苦痛なデビューでし た。
 「日野市女性のための再就職セミナー」対象は、20〜40代の女性ばかり15 名の講座でした。質問されてもわからないことだらけで私が手を上げ他の講師の方 に助けていただくばかりの日々でした。
 交通遺児の寮で学生対象の講座等私には、あまりにも荷が重過ぎる講座ばかりで した。
 日野市や多摩市の初心者講習会等、アシスタントも回を重ね講師デビューもさせ ていただいた頃には、苦痛から解放され充実感の味わえる楽しい毎日となってきま した。
 月3回定期的に開催されている「暮らしに役立つパソコンサロン」も1年半が過 ぎ、受講生の方から「この間習ったことでこんなことをしてみました。」と笑顔で 話しかけられ作品を見せて頂いた時、まさに「暮らしに役立つパソコン!」を実感 します。
 みなさんの暮らしの中にいかにパソコンをとりいれるかお手伝いさせていただく ことに今幸せを感じています。
 また今月は、実践学園生涯学習センターで4回のPC活用講座が始まりました。
講師をして唯一私が自信を持てることがあります。それは、受講生の方たちに一番 近い存在なのでわからない人の気持ちがよくわかることです。これからもゆっくり 楽しい時間を共有していけたらと思っています。
 何でもやってみると新しい道は開かれる、幾つになっても、やりたい時がはじめ る時!ですネ。心優しい周囲の方々に深く感謝の日々です。
 渡辺 俊子
 シニア情報生活アドバイザー(東京都)
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■シニアネット/養成講座実施団体訪問■
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 ●健康パソコン教室のご紹介
 メロウ倶楽部関西グループのメンバーは80名程ですが、この内、30名程がシ ニア情報生活アドバイザー資格を取得していて、3年半前より大阪府立健康科学セ ンター(愛称:ゲンキープ大阪)で、一般向けのパソコン教室を開講しています。
 パソコン教室での講座は、2時間x4回=8時間の講座で、毎月テーマを変えて、 毎回講師を含め12名程のメンバーがインストラクターとして参加しています。受 講生定員は35名で、受講生3名にインストラクター1名を貼り付け、教材も手作 りし、きめ細かい指導を行うことをモットーに運営しています。
 これまでに35講座を開講し、受講された方は延べ1千名を超えています。イン ストラクターは講師を含めて全員交通費実費のみで参加し、ゲンキープ大阪にご協 力頂いて、1講座当りの受講料を教材費込みで3千円程度に押さえて運営していま す。8時間の講座ですから、1時間当りの受講料は4百円弱で、ゲンキープ大阪の 中でも定番事業となって来ています。
 本講座開講のいきさつは、2001年7月に開館した大阪府立健康科学センター が、新設のパソコン講習室(42台常備)で、健康増進に役立つイベントの計画を 検討していたとき、幸いにもメロウ倶楽部と意見交換をする機会があり、両者がタ イアップして、健康パソコン教室という名称で、主にシニアを対象にパソコン教室 を開講することになったもので、以来3年半、カリキュラムも充実し、今年は入門 講座の他、文書作成、表計算、インターネット、画像処理など11講座を開講する 計画です。
 このようにカリキュラムが多様化して来ていますから、1講座が年1回程度しか 開講出来ず、受講生の立場から見れば問題が出て来ています。この問題の解消を図 る為に、今年から向こう6ケ月間のカリキュラムを予め決めて公表することにしま した。
 これにより、受講生は向こう6ケ月間のカリキュラムを把握出来て、受講科目選 択の適切化が図れるのではないかと期待しています。
 メロウ倶楽部はシニアの社会貢献を目指すボランテイア団体の一つですが、健康 パソコン教室は、この趣旨にマッチした活動と言えるのではないかと思っています。
 メロウ倶楽部 :http://www.mellow-club.org
 ゲンキープ大阪:http://www.kenkoukagaku.jp
 メロウ倶楽部・関西グループ
 代表 布上 太三
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■スキルアップ講座■
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 ●デジタルカメラのパソコンでの活用、まずはフリーソフトのViXで
 デジタルカメラ(以下デジカメ)で撮った写真はパソコンに取り込み、しかるべ きフォルダーに保存することが手始めです。東京都杉並区では、区役所と7ヶ所の 地域区民センターで月に2回のパソコン相談コーナーを開催し、区民のパソコン相 談に応じています。
 このコーナーは別名「パソコン駆け込み寺」とか「パソコン何でも相談コーナー」 と呼ばれて区民の皆様に喜ばれています。相談員の多くが「シニア情報生活アドバ イザー」で、その応対とアドバイザー同士の情報交換を通してまさにスキルアップ 道場ともなっています。
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 この相談コーナーで最近増えている相談はデジカメ関連の相談です。「デジカメ は買ったがパソコンへの取り込みが上手くいかない」とか「取り込んだ画像の整理 がどうも・・・」というデジカメ普及に伴っての相談です。
 その原因の大半はデジカメに付いている「画像ソフト」にあるようです。
 年賀状作成ソフトと同様、機能が多すぎるために煩雑で習得し難い操作が混乱の 元凶です。
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 そのような方にお勧めしたいのが画像管理・ビューワーのViXです。シニア情報生 活アドバイザーの方にとっては、ご自分の画像処理のスキルアップだけでなく、ア ドバイズに当たっての共通的な指導方法が得られるという利点があります。
 ViXはエクスプローラ風のWindowになっており、ファイル表示領域にサムネール (縮小画像)一覧が示されます。メニューバーの「編集」のプルダウンメニューに は、トリミング、リサイズ、回転、明るさ・コントラストがまとめられ、初心者に も容易に習得できます。また、複数画像の名前の一括変換、リサイズ、回転等も容 易です。デジカメ画像の取り込みに当たっては、サムネールを参照して、左領域の フォルダービューから新規フォルダーを作成でき、フォルダー間でのコピーや異動 が出来ます。
このようにViXは画像ビューワーソフトでありながら、リッチテキスト形式のメー ルや年賀賀はがきへの貼り付けに必須となる画像のリサイズやかなりの色調補正も できる優れものです。
 ダウンロードは:
 http://homepage1.nifty.com/k_okada/  サイズは1.5MB
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 ViXは他の画像リタッチソフトと併用されるとより効果的です。
 画像のリタッチソフトの定番はAdobeのPhotoshopでしょうが、初心者向きには これまたフリーソフトで定評あるJTrimが良いでしょう。様々なフィルター機能を 備え、最新バージョンでは楕円切抜き機能なども加わりました。
 ダウンロードは:
 http://www.woodybells.com/jtrim.html  サイズは1.4MB
 (山中 記)
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 今号のスキルアップ講座はシニア情報生活アドバイザーの山中 義昭さん(東京 都)に担当していただきました。有り難うございました。この場を借りてお礼申し 上げます。
 スキルアップについて掲載して欲しい内容などがありましたら遠慮なくご連絡下 さい。またスキルアップについての投稿もお待ちしています。
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 ☆☆ アドバイザーへのお願い ☆☆
 フリーソフト(フリーウエアとも言う)とは、開発者が無償で公開しているもの で、誰でも自由に使用することができます。インターネットを通じてダウンロード が出来ますが、動作の保証はありません。仮にソフトを使用したことによって障害 や損害を負っても開発者は責任は負わないということです。使用者の自己責任で使 用することが前提なのです。
 使用する場合はダウンロードしたファイルのなかに“README.TXT”等のファイル 名でソフトの特徴、著作権や使用条件(免責、無保証、配布など)、サポート、イ ンストールの仕方、アンインストールの仕方等が明記されているファイルがありま すので、必ず事前に一読しておくことが必要です。
 また、フリーソフト開発者にとって利用者からのメールは、何よりも励みとなり ます。使っているときは「使ってます」「ありがとう」というお礼の言葉や使用し た感想などをメールで送るような心配りが必要でしょう。
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■参考情報・資料■
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 ●フィッシング詐欺の見破り方と対策
  最近、フィッシング詐欺が横行しています。シニアの情報生活を支援するアド  バイザーにとって、このフィッシング詐欺の見破り方と対策は重要なことです。
 この機会に理解を深めてください。
 ☆フィッシング詐欺をいかに見破り対策するか(前編) <INTERNET Watch>
  〜国内銀行を騙る日本語フィッシングメールが出回る
  http://internet.watch.impress.co.jp/cda/special/2005/03/16/6887.html
 ☆フィッシング詐欺をいかに見破り対策するか(後編) <INTERNET Watch>
  http://internet.watch.impress.co.jp/cda/special/2005/03/17/6898.html
☆成りすましたウェブサイトに騙されない方法について <Microsoft>
  http://www.microsoft.com/japan/security/incident/spoof.mspx
☆フィッシング詐欺にご注意下さい(pdfファイル) <総務省>
  http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/d_syohi/pdf/sagi.pdf 
  ※お勧めのサイトがありましたらご提案下さい。よろしくお願いします。

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