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シニア情報生活アドバイザーマガジン


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MELLOWのマーク   発行:一般財団法人ニューメディア開発協会 
      シニア情報生活アドバイザー事務局 
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□  <目次>
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[トピックス]
 ●総務省のタブレット教育がいよいよ開始
 ●事務局からのお願い
[スキルアップ講座]
 ●ハードディスクは寿命がある
       ダイヤネット 冨山  信
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□  トピックス
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 ●総務省のタブレット教育がいよいよ開始
 前回お知らせいたしました総務省の平成26年度「ICTシニアコミュニティ形 成促進プロジェクト」が9月より全国で開始されました。
 本事業は総務省より当協会が受託し、北海道から沖縄まで全国11カ所の市町村 でiPadまたはAndroid端末(NEC製LaviTab)を使用して行われています。
 総務省の実施目的は下記のとおりです。
(1)高齢者の方にタブレット端末を使うことにより買い物、テレビ電話生活が    便利になることを啓発
(2)タブレットを使うことによりる社会参画に目を向けていただく
   サークルへの参加、他の方にタブレットの良さを知っていただく
   市町村などが危険箇所等のマップを作る時のデーターの提供等
 岐阜県大垣市の講習会実施状況(iPad) 9月30日
  16人(定員は15人)もご参加をいただき大変活況でした。
  http://nmda-snr.saloon.jp//?page_id=127
 ●事務局からのお願い
 上記トピックスでもお知らせいたしましたように、今回、総務省のタブレット 講座を受託した関係で事務局の川村、島村とも全国を飛び歩いておりその関係で 事務が滞っております。
 事務が遅くなっておりますことをお詫びすると共にお急ぎの方はお電話にてご 確認をいただきますようお願い申し上げます。
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□  スキルアップ講座
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 ●ハードディスクは寿命がある
                 ダイヤネット 冨山  信
 1.はじめに
 広くパソコンで採用され、各種情報やデータを保存する用途の装置「ハードディ スク」は決して永遠の魂がある訳ではありません。
 形があるものはいつかは壊れるのが常です。
 同様にハードディスクはある日突然に動作が止まってしまうことがほとんどでで す。
 それなりの兆候としては異常な動作音やエラー頻発などあることはあります。
 しかし、いつかくる別離の時を少しでも遅らせる方法があればそれに越したこと はありません。
 つきあう方法としては、加齢を重ねた人間がアンチエイジングに取り組むのとよ く似ています。
 2.ハードディスクの寿命は
 ハードディスクは何年くらい利用できるのか?
 永遠に壊れない物理的なメディアは皆無であります。
 ハードディスクというものは、いきなり壊れてしまうこともあります。
 それではハードディスクの寿命というのは実際のところどのくらいなのでしょう か。
 ある海外調査 ( Backblaze社) では、平均してもほとんどのハードディスクは 5年間ぐらいは使用することができると推測されています。
 ということは、一番大事なことは ハードディスクのデータは常時 バックアップ しておく必要があということです。
 バックアップは万一の事態に備える重要な作業であり、できるだけ以前の状態を 保つ意義があります。
 まとめると、およそすべての ハードディスクはどんなに長持ちしても10年以内に 寿命を迎えるといわれています。
 3.ハードディスクの寿命を延ばすには
(1)不要なファイルを削除
 ハードディスクを快適に使うには、 まずデータをきちんと整理して格納すること が必要です。
 Windows にはバラバラに点在した データを連続してまとめて整理するソフトが標 準でついているが、それを行う前に、不要なデータの削除を行う必要があります。
 日々パソコンを使用していると、知らないうちにハードディスクの中に不要なフ ァイルや維持情報である「レジストリ」というものが溜まっていく。例えば人間の 血管などの体内にいつの間にか不要な脂肪などが溜り、体内の血流などの流れが悪 くなり、体調を崩して不健康状態になるのに似ています。
 すなわち、ハードディスクの中に不要なファイルや「レジストリ」などが溜まっ ていくことで、不要ファイルが多くなれば動作に時間がかかるようになります。
 別の例で喩えれば、部屋を掃除しないとホコリやゴミが溜まっていくのと同様に なり、部屋の動線が複雑になり使用勝手が悪くなります。
 この場合はハードディスクも同様に時々掃除が必要なのです。
 では、どのようにして不要ファイルを削除したら良いのだろうか。
 パソコンに詳しい人であれば、不要ファイルがあるフォルダを開いて、手作業で 削除することもできるかもしれません。
 しかし、非常に手間がかかります。
 そこで便利なのが不要ファイルを発見し削除してくれるパソコンソフトです。
 無料または有料の専用「ツール」でパソコンの不要ファイルやレジストリを削除 するのがベストです。
 要は、不要 ファイルがあればあるほどハードディスクは遅くなります。
 無料ソフトの 「CCleaner」 は有名ですが、他にもたくさんあるので一度ご自分 で検討してみてください。
 削除の詳細は下記を参考してください。
 http://enjoy.sso.biglobe.ne.jp/archives/hdd_checklist/
(2)ハードディスクを整理
 不要ファイルは放置しておけばどんどん肥沃化していきハードディスクの圧迫に 繋がりますので、まず削除します。
 その次にOS標準の機能「デフラグ」でデータをきれいに整頓します。
 一般にデータの削除と追加を繰り返すと、 データの 「断片化」 と呼ばれる虫食 い状態が発生します。
 これは情報を読み出すハードディスクのヘッドという部分が、読み書きのたびに あちこちに移動することになり、ヘッドが消耗して故障が起こりやすくなります。
 パソコンを長く使用していると次第に ハードディスクの断片化が進行し、ファイ ル操作の速度が低下していきます。
 そこで「デフラグ」でハードディスクのデータを可能な限り連続的に配置にする ことで最適化が可能となり、ハードディスクの動作を早くして寿命を延ばすことに つながるのです。
 「デフラグ」の方法は以下を参照されたい。(Windows7の場合)
 http://tte-navi.info/defrag/info_windows7.html
 これは快適に パソコンを使うために必要な方法の一つでです。
 毎日数時間以上使うなら週に一度か、あまり使わなくても月に1度はデフラグを かけることをお勧めします。
(3)ハードディスクのバックアップ/移動
 またハードディスクの容量は最低でも 10%以上は余裕をもって空けることをお勧 めします。
 そうすることで、新しいプログラムの インストールや新しいデータ書き込み時に 満杯になり、作業に支障が出ることを事前に防止できるのです。
 例えば1TB(1000GB)のハードディスクなら100GBぐらいの容量に相当します。
 そのためには、まず保存している動画や写真、音楽などのデータで長期間に渡っ て更新が行われていないファイル類は外付ハードディスクなどにまめに移動するこ とをお勧めします。
 外付ハードディスクやDVDなどに保存しておくと、ハードディスクの満杯を抑えることができます。
 また、本体のハードディスクの動作も軽くなります。
 また重要なデータなら本体に残し、外付けハードディスクに まめにバックアップ する習慣も身につけておいたほうがよいです。
 万一のトラブルが発生して本体のハードディスクが利用できなくなる事態に対応 可能となります。
(4)ハードディスクの熱を防ぐ
 パソコンを利用中は常にハードディスクが駆動している状態で、温度は50℃〜70℃と言われています。
 熱の発生源である内部モーターは当然だが、回転ディスクを支える駆動部分や電 子部品なども熱に弱く、温度が上がれば上がるほど寿命も比例して縮んでしまいま す。
 環境にもよるが、一般的には上記の温度ではどんなに長持ちしても平均約5年程度 で故障するとも言われています。
 自作したパソコンなら筐体に強力な内蔵排気ファンを複数取付けたり、内蔵ハー ドディスクと筐体を接触しないように離すことで 高温環境から遠ざけることが可能 な面もあります。
 しかしメーカーパソコンでとりわけスリムパソコンやノートパソコンは夏季など では熱対策が難しいです。
 その場合は、やはり室内エアコンの併用でカバーすることになります。
 また、デスクトップ機は 背面や側面で排気ファンが回っていることが多いので、 塞がないよう適当な距離で据置することをお勧めします。
 以上

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