- シニア情報生活アドバイザーマガジン
- (第201号−2021年4月27日)
発行:一般財団法人ニューメディア開発協会
シニア情報生活アドバイザー事務局
新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さま、また、感染拡大によりご不安な
日常生活を過ごされている皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。
そして、世界各国における新型コロナウイルス感染症の流行が一刻も早く収まる
ことを祈っております。
緊急事態宣言が再度されました。新型コロナウイルスの感染拡大防止のために
は、今後も不要不急の外出を自粛し、感染しない、感染させない取り組みとして、
マスクの着用とこまめな手洗いを徹底し
そして、「密閉」、「密集」、「密接」を避ける行動を継続しましょう。
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□ <目次>
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[トピックス]
●令和3年度総務省「利用者向けデジタル活用支援推進事業」の公募開始
●令和3年度のシニア情報生活アドバイザー更新手続きのご案内
[スキルアップ講座]
●今年10月から全国でマイナンバーカードを保険証として利用可能
−−− シニア情報生活アドバイザー 家中 悠 −−−
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□ トピックス
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●令和3年度総務省「利用者向けデジタル活用支援推進事業」の公募開始
令和3年度の「デジタル活用支援事業」の公募開始されました。
本事業の実施団体としては(一財)日本デジタル通信協会となりそこからの公募
形式になっています。
大きく分けると携帯キャリア会社対象のA「全国展開」型とシニアネットが対象
となるB「地域連携」型と二種類の応募形態となります。
どちらも一次締切は5月14日、二次締切は6月18日、三次締切は7月16日
となっています。
B型の最大補助金は130万円となっています。
詳しくは、下記の日本データ通信協会のHPを御覧ください。
https://www.dekyo.or.jp/dgt/koubo.html
●令和3年度のシニア情報生活アドバイザー更新手続きのご案内
今年度は、昨年度新型コロナ感染症拡大の影響を受け更新講座を実施されなかっ
た団体、受けられなかった方が多数おられたことを考慮し、令和2年度の更新対象
者で更新されなかった方も今回の対象とさせていただきます。
ただし、その方の有効期限は2年間となります。
すでに、今回更新の対象となる方には、団体等を通じてご案内を差し上げており
ますが、もし万一ご連絡のない方は当事務局までご連絡をお願いします。
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□ スキルアップ講座
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●今年10月から全国でマイナンバーカードを保険証として利用可能
−−− シニア情報生活アドバイザー 家中 悠 −−−
今月より、オンライン資格確認というマイナンバーカードを保険証として利用
できるシステムが開始されました。
まず、どのようなシステムかというとマイナンバーカードや保険証・処方箋を
利用して医療保険の資格確認がオンラインでできるようになる仕組みです。
今までとどのように変わるかというと
・オンライン資格確認の導入前
受付で保険証・処方箋を預かり、保険証・処方箋の記号・番号、氏名、生年月日、
住所等を病院等のシステムに入力する必要があったため、受付に大きな負担がかか
っています。
・オンライン資格確認の導入後
オンライン資格確認の導入後は、マイナンバーカードか保険証・処方箋のいずれ
かで保険確認ができます。
マイナンバーカードでは、患者自身が顔認証付きカードリーダーにマイナンバー
カードを置いて、顔写真の確認または4桁の暗証番号入力による本人確認を行うこ
とで、最新の資格情報を自動的に取得できます。
これにより、患者の有効な保険資格がその場で確認できるようになり、受付等
での入力の手間も大きく削減されます。
また、今後は診察時または投薬時が変わります。
・特定検診情報の確認(令和3年(2021年)3月〜)
マイナンバーカードを持っている患者については、本人の同意に得て、5年分の
特定検診情報を確認できるようになります。(医療機関)。
患者は、マイナポータルを通して閲覧が可能となります。
・薬剤情報の確認(令和3年(2021年)10月〜)
マイナンバーカードをもっている患者については、本人の同意を得て、レセプト
情報を基にした3年分の薬剤情報を確認できるようになります。(医療機関・薬局)
どのような健康保険がオンライン資格確認の対象になるかは下記のとおりです。
健康保険被保険者証、共済組合組合員証、私立学校教職員共済加入者証、船員保
険被保険者証、共済組合船員組合員証 〇
国民健康保険被保険者証 〇
国民健康保険被保険者証兼高齢受給者証、高齢受給者証 〇
後期高齢者医療被保険者証 〇
退職被保険者証 〇
短期被保険者証 〇
子ども短期被保険者証 〇
修学中の被保険者の特例による被保険者証(マル学保健証) 〇
住所地特例制度による被保険者証 〇
被保険者資格証明書 〇
限度額適用認定証 〇
限度額適用・標準負担額減額認定証、標準負担額減額認定証 〇
特定疾病療養受療証 〇
自衛官診療証、自衛官限度額適用認定証、自衛官限度額適用・標準負担額減額認定
証、自衛官特定疾病療養受療証 ×
被保険者受給資格者票 ×
特別療養費受給票 ×
船員保険療養補償証明書、船員組合員療養補償証明書 ×
船員保険継続療養受領証明書、船員組合継続療養受療証明書 ×
一部負担金等減免(免除・徴収猶予)証明書 ×
公費負担・地域単独事業の受給証 ×
生活保護受給者に交付される医療券等 ×
引用図書:オンライン資格確認Q&A 社会保険研究所
情報提供:シニア情報生活アドバイザー 家中 悠(福岡県)
シニア情報生活アドバイザー活動支援ページ
https://www.facebook.com/sitadv/
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□ 参考情報・資料
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●総務省の「地域ICTクラブ facebook グループ」に参加を
総務省では、地域で子供たちが住民とモノづくりやデザイン等をテーマに、
プログラミング等のICTスキルを楽しく学び合うための仕組み(地域ICTクラブ)を
構築するため、「地域ICTクラブ普及推進事業」を実施しております。
地域ICTクラブ:
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/kyouiku_joho-ka/IoT_learning.html
短縮URL:
http://bit.do/fPMq9
※下記のように関係者の参加を呼び掛けています。
令和2年度事業として、地域ICTクラブ関係者及び地域におけるプログラミング等
のICTの学びの場にご興味、ご関心をお持ちの方が全般的な情報交換・意見交換など
を行うためのツールとして「地域ICTクラブ facebook グループ」を整備いたしまし
た。
地域ICTクラブ関係者の方でなくても参加することが可能ですので、ご興味、ご関
心のある方は是非ご参加願います。
地域ICTクラブ facebook グループ:
https://www.facebook.com/groups/193549512049492