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シニア情報生活アドバイザーマガジン (第56号−2009年3月31日)

     発行:一般財団法人ニューメディア開発協会
         シニア情報生活アドバイザー事務局


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■<目次>■
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[トピックス]

 ■平成21年度もシニア情報生活アドバイザー養成講座実施費を助成

 ■2009年度シニア情報生活アドバイザー登録更新について

  ■「シニアネット・フォーラム21in東京 2009」は盛況裡に終了

[スキルアップ講座]

 ●講座テキストのファイルサイズを縮小する

[参考情報・資料]

 ●「IE8」の正式版が公開

 ●IE7とIE8の表示を同時に確認できるソフト −IETester−

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■トピックス■
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 ■平成21年度もシニア情報生活アドバイザー養成講座実施費を助成

 ニューメディア開発協会では、ここ数年、財団法人JKA(旧日本自転車振興会)
の支援を受けて、「シニア情報生活アドバイザー養成推進事業」を実施して参りま
した。
 シニア情報生活アドバイザー資格を取得し地域のために貢献したいとする多くの
シニアの意欲に応えるものですが、お陰様で皆様より大変ご好評をいただいており
ます。
 来年度、平成21年度も引き続き「シニア情報生活アドバイザー養成推進事業」
を実施いたします。 4月に入りましたら、当協会のHP等でご案内いたします。
シニア情報生活アドバイザー養成団体にはより一層のご活用を期待しております。

 ■2009年度シニア情報生活アドバイザー登録更新について

 現在、2009年のシニア情報生活アドバイザー更新手続きを実施しております。
原則として、期間は3月から5月末までの3ヶ月間とし、既に多くの養成団体より
実施計画を戴いております。
 該当されるシニア情報生活アドバイザーの方々には、是非更新されますよう、よ
ろしくお願いします。
 なお、更新手続きは原則シニア情報生活アドバイザーを取得された養成団体にて
行っておりますが、転居等何らかの理由でそれが難しい場合には、他の養成団体で
も手続きができる規程になっております。
 疑問やご不明の点等ございましたら、お気軽に何なりとシニア情報生活アドバイ
ザー事務局までお問い合わせ下さい。

 問い合わせ先は、下記の通りです。
 メールアドレス:sa@nmda.or.jp

  ■「シニアネット・フォーラム21in東京 2009」は盛況裡に終了

 去る2月26日、27日の二日間に亘り「シニアネットフォーラム21in東京
2009」を、東京・新宿の日本青年館で開催しました。
 予定の定員を上回る多くの方々にご参会いただき、大変盛況のうちに終えること
が出来ました。
 このフォーラムで得られた多くのことを、皆様の今後の活動の中に是非活かして
いただければと、大いに期待いたしております。
 実施内容は、後日、当協会のHPに掲載します。
 我が国唯一のシニアネットのためのフォーラムであり、引き続き充実を図って参
ります。
 この度、献身的なご協力をいただいた「NPO法人自立化支援ネットワーク」の
皆様はじめご支援いただいた多くの関係者の方々に厚くお礼申し上げます。


 当協会といたしましては、平成21年度も皆様の活動のお手伝いをすべく全力を
傾注して参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

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■スキルアップ講座■
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 ●講座テキストのファイルサイズを縮小する
 
 講座テキストを作成し、会の仲間に配布するような場合に、ファイルを保存する
ために必要なハードディスク容量をできるだけ少なくし、転送時間を短くするため
にファイルサイズをできるだけ縮小することが望まれます。
 そのために、圧縮・解凍ソフトを使用して講座テキストファイルを圧縮して保存
や転送をおこない、解凍して使用することも有効な方法で広く行われています。
 Windows XPやWindows Vistaには標準でZIP形式に圧縮し、解凍(Windowsでは展開
と呼んでいる)する機能が提供されており、LZH形式のファイルを解凍するソフトも
アドインで提供されています。
 しかし、画像が多く含まれている講座テキストファイルはZIP形式やLHZ形式の圧
縮では、あまりサイズを縮小できないことがあります。このような場合には、含ま
れている画像の最適化をしておく方がずっと有効なファイルサイズの縮小方法であ
り、解凍の手間もありません。

 ここでは、使用する画像の形式を考慮し、画像の最適化で講座テキストのファイ
ルサイズを縮小する方法について説明します。

 講座テキストには、写真、クリップアート、ダイアログボックスなど各種の画像
が使用されています。実際に使用されている講座テキスト例で画像を削除し、テキ
ストのみのファイルにして画像がファイルサイズに占めていた割合を調べると95%を
超えていることもしばしばです。
 講座テキストのファイルサイズを縮小するには、これらの画像ファイルの種類と
それらの特徴を理解し、使用する画像の種類を選択するとともに、必要以上の解像
度にしないなどファイルサイズを縮小する方法を理解し適用することが必要です。

 ここではWord文書についてのみ触れていますが、Excel文書でも同様の方法で講座
テキストの縮小が可能です。

1.画像の種類

 講座テキストに挿入されている画像には、写真、クリップアートなどからのイラ
スト、PrintScreenで取り込んだ画面、オートシェイプで描画した図形などいろいろ
な形式のものがあります。

  これらの画像形式は次の2つに大別されます。
   − ビットマップ画像
   − ベクター画像

 ビットマップ画像は写真やペイント系ソフト(ペイントやAdobe Photoshopなど)
を用いて描かれたイラストなどで代表される画像で画像を点の集まりとして記録し
ています。
 Microsoftのペイントはビットマップ画像に属するBMP、JPEG、GIF、PNGなどのフ
ァイル形式の変換にしばしば使用されます。
 一方、ベクター画像はドロー系ソフト(Adobe IllustratorやCorelDrawなど)で
描かれた設計図などで代表される画像で、画像を線や面などの図形の集まりとして
記録しています。
 クリップアートに多く使用されているWindows メタファイル形式(拡張子は.WMF)
もこのベクター画像です。

2.画像の圧縮

 画像のファイルサイズを小さくするには、次のような方法があります。

  − 画像の大きさを小さくする
  − 使う色数を減らす
  − トリミング部分を削除する
  − 画質を落とす(解像度を下げる)

 A.画像の大きさを小さくする
   画像の大きさを小さくすれば、ビットマップ画像のサイズが小さくなります。
  しかし、講座テキストに使用する場合、見やすさの確保のために、小さくする
  にも限度があるでしょう。また、クリップアートに多く使用されているWindows
  メタファイル形式(拡張子は.WMF)はベクター画像に分類されており、画像の
  大きさを小さくしてもファイルサイズにあまり影響しません。

 B.使う色数を減らす
   使う色数が減ればファイルサイズは小さくなります。微妙な色の変化を必要
  とする写真などはフルカラーを使用するJPEGです。
   フルカラーは、赤、青、緑の光の三原色をそれぞれ8ビット(256階調)の24ビ
  ットで表現するもので256 × 256 × 256 = 16,777,216色までを識別します。
   一方、イラストのような画像は最大256色(8ビット)までのGIF形式を使用し
  た方がファイルサイズを小さくできます。
   ペイントによるファイル形式の変換により、さらに減色して、16色(4ビット)
  やモノクロ(1ビット)にしたビットマップ形式にすることもできます。
   ビットマップ形式の画像はWord文書に挿入されると、画像の性質も変わり
  (拡大縮小も可能になる)、保存により、PNG形式になります。PNG形式はGIF
  形式が特許権に抵触する可能性があるということで、GIF形式に代わって自由
  に使用できる画像形式として開発されたといわれていますがフルカラーも可能
  です。
   写真も画質は落ちてもよければ、フルカラーのJPEGから256色のGIF形式に
  変換すれば、画像によるファイルサイズを小さくできます。
   しかし、PNG形式もフルカラーであり、JPEGからPNGに変換してもファイルサ
  イズは小さくならず、むしろサイズがかなり増えることが多いようです。 
   操作手順を説明する画面(ダイアログボックス)などは多少色が違っても支
  障なく、減色も可能です。256色(8ビット)や16色(4ビット)のビットマ
  ップ形式に減色してWord文書に挿入すれば、保存されると減色されたPNG形式に
  変換されて、画像のファイルサイズは小さくなります。

  C.トリミング部分の削除
   講座テキストに使用する画像は、挿入された元の画像ファイルやPrintScreen
  で取り込んだ画像の一部を削除して使用することがしばしばあります。
   しかし、トリミングにより、削除された部分も[図のリセット]により、復元
  できるようになっており、トリミングして画像の一部だけを使用しても講座テ
  キストファイルのサイズ縮小につながりません。
   ファイルサイズを縮小するには、後述の[画像の圧縮]の操作をする必要があ
  ります。
   しかし、描画で作成した画像はトリミングができず、また、ベクター画像に
  属するWMF形式の画像は、トリミングして削除した部分も、[画像の圧縮]で
  除去できずサイズの縮小にはつながりません。

  D.画質を落とす(解像度を下げる)
   画質を数値で表すのに解像度が使用されます。解像度は画像の密度、すなわ
  ち画像を表現する格子の細かさを示し、単位はピクセル・パー・インチ(ppi)
  またはドット・パー・インチ(dpi)で表します。
   数値が大きい程、画像の密度が濃く、よい画質になります。画像のデータを
  間引いて画質を落とすことを画像の圧縮ということもあります。
   画質と圧縮は、どのあたりで妥協するかが問題ですが、パソコンの画面で見
  るだけか、印刷するかなど、その画像の用途に応じて、画質すなわち解像度を
  選択する目安があります。
   たとえば、Word 2007では、印刷用 220 ppi、画面用 150 ppi、電子メール用
   96 ppiになっており、使用目的にあわせて、解像度を選択することにより必要
  以上の解像度にならないようにできます。
   解像度を下げたり、トリミング部分を削除するには、Word 2007では次のよう
  に図の圧縮の操作を行います。
   @ 講座テキスト中の画像の一つを選択する。
   A [図ツール_書式]タブ→[調整]グループの[図の圧縮]をクリック。
   B 表示される[画像の圧縮]ダイアログボックスで[選択した画像のみに適用]
    のチェックを外し、[オプション]をクリック。
   C 表示される[圧縮の設定]ダイアログボックスで次のように設定。
    次の2つの圧縮オプションにチェックを入れる。
     − 保存時に基本的な圧縮を自動的に行う
     − 図のトリミング部分を削除する
     [出力先]で必要な解像度を選択する。
     (印刷用(220ppi)、画面用(150ppi)、電子メール用(96ppi)) 
   D [OK]をクリックすると図の圧縮が開始する。
   E 圧縮された講座テキストファイルを保存する。  

 このような画像の圧縮により、講座テキストのファイルは含まれている画像によ
っても異なりますが、ファイルサイズを50%以下にできる場合もあります。
 なお、PrintScreenで取り込んだ画面、オートシェイプで描画した図形、ビットマ
ップ形式の画像はいずれも、保存されたWord文書では、PNG形式に変換されています。 

 Wordに組み込まれた図がどの形式で保存されていて、ファイルサイズの縮小に貢
献するかの確認は、保存されているWord2007の文書ファイルの拡張子を.docxから
.zipに変更してから展開(解凍)し、展開されたフォルダを調べることで行えます。
画像はmediaフォルダに入っています。
                                   以上

              シニア情報生活アドバイザー 中川 弘(千葉県)

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■参考情報・資料■
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 ●「IE8」の正式版が公開

 3月20日に「IE8」正式版がダウンロードできるようになりました。
 特徴は、ページを読込み表示するまでの時間と操作の手間を減らすことによる時
間の短縮だそうです。

 下記のサイトに紹介があります。

 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090319/326929/

 「IE8」のダウンロード先

  
 http://www.microsoft.com/japan/windows/products/winfamily/ie/
function/default.mspx

 [お知らせ]

 Windows Vista版テキストは、IE7 で記述されていますので、IE8になった場合の
変更の有無について調べてみましたが、特に変更を要するする箇所はありませんで
した。

 ● IE7とIE8の表示を同時に確認できるソフト −IETester−

 IE8のインストールをためらっている方に便利なのが、IE7とIE8の表示のされかた
を同時に確認するフリーソフトです。
 私は、Webページをアクセシビリティ対応した場合に、表示のされかたのチェ
ックで利用しています。

 ダウンロード先
 http://www.my-debugbar.com/wiki/IETester/HomePage

 最新のバージョンからは日本語にも対応しています。
 最新のバージョンv0.3.2はIE8正式版に対応しています。
 動作条件は、OSがWindows VistaかWindows XPでIE7以上がインストールされて
いることです。
 使い方はネットで調べて下さい。

                                 (臼倉)

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■原稿募集■
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 ★アドバイザーやシニアネットワーカーの皆さんからの投稿をお待ちしています。
  日頃の活動を紹介して下さい。紹介文は1,000字以内でお願いします。

 ★シニアネットやアドバイザー養成団体の活動を紹介いたします。
  日頃取り組んでいる活動についてお知らせ下さい。シニアネット/養成講座実
  施団体訪問コーナーで紹介したいと思います。

 ★スキルアップについて掲載して欲しい内容などがありましたら遠慮なくご連絡
  下さい。またスキルアップについての投稿もお待ちしています。

                            (制作担当:臼倉)

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 ■□■ 関連のサイト ■□■

 ●シニア情報生活アドバイザー制度の紹介
  http://www.nmda.or.jp/mellow/adviser/

 ●シニアネット交流広場
  http://nmda-snr.saloon.jp//



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 ■□■ シニア情報生活アドバイザーマガジンのバックナンバー ■□■

   http://senior-net.sub.jp/mlma/


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 ■このメールは、シニアの情報支援に携わっている方に配信しております。
 ■配信停止またはE-Mailアドレス変更の手続きは下記に連絡して下さい。
  E-mail:sa@nmda.or.jp
 ■発行元/発行責任者
  シニア情報生活アドバイザー事務局(平成23年8月1日より下記に移転)
  〒103-0024 東京都中央区日本橋小舟町3−2 リブラビル地下1階
        一般財団法人ニューメディア開発協会内
  TEL:03−6892−5034 FAX:03−6892−5029
  E-mail:sa@nmda.or.jp
 ■制作担当:臼倉登貴雄(メロウ・マイスター)
       tokio@usukura.com
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