- シニア情報生活アドバイザーマガジン
- (第55号−2009年2月25日)
発行:一般財団法人ニューメディア開発協会
シニア情報生活アドバイザー事務局
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■<目次>■
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[トピックス]
■シニアの祭典「シニアネットフォーラム21in東京2009」
■シニア情報生活アドバイザー養成講座実施費を助成中。予算はまだ十分有り
■2009年度シニア情報生活アドバイザー登録更新について
[シニアネット/養成講座実施団体訪問]
●ひと(他人)のため・自分のため・そして楽しく
− 東葛インターネット普及会 −
[スキルアップ講座]
●USBメモリのセキュリティ対策
[参考情報・資料]
●Virtual PC 2007にWindows 7 β版をインストール
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■トピックス■
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■シニアの祭典「シニアネットフォーラム21in東京2009」
−− 参加当日受付OK −−
「シニアネットフォーラム21in東京 2009」は、いよいよ間近に迫って参
りました。
今週末の2月26日(木)、27日(金)の二日間、東京・神宮外苑の日本青年
館で開催します。
皆様のご要望を考慮し、参加し易いよう当日の参加申し込みもお受け致します。
是非、会場へお越し下さい。
テーマは『シニアが変わる、地域が変わる、シニアネットの更なる飛躍!』です。
皆様のこれからの生き方や活動にお役に立てるものと思っております。
詳細等、事前のお申し込み等は当協会のHPからお願いします。
協会HPのURL:
http://www.nmda.or.jp/
■シニア情報生活アドバイザー養成講座実施費を助成中。予算はまだ十分有り
ニューメディア開発協会では、現在、皆様のご要望にお応えするために財団法人
JKA(旧財団法人日本自転車振興会)のご支援を得て「シニア情報生活アドバイ
ザー養成推進事業」を実施いたしております。
多くの養成団体にご活用いただけるよう枠を増やしておりますので、シニアの意
欲にお応えすべく養成団体には積極的は活用をお願いいたします。
本事業への応募等については、当協会のシニア情報生活アドバイザー専用ホーム
ページをご覧ください。
URLは次の通りです。
http://www.nmda.or.jp/mellow/adviser/hojyo.html
■2009年度シニア情報生活アドバイザー登録更新について
2009年度の更新については、原則、2009年2月下旬から5月中旬にかけ
て、シニア情報生活アドバイザー更新手続きを実施します。
更新手続きに関する実施要綱等詳細は、当該の養成講座実施団体に順次ご案内し
ております。皆様の更新、どうぞよろしくお願いします。
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[シニアネット/養成講座実施団体訪問]
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●ひと(他人)のため・自分のため・そして楽しく
− 東葛インターネット普及会 −
当会は当初東葛地区のシニアの方々にインターネットの普及を目的として200
0年8月に発足した任意の市民活動団体です。
現在は広くパソコンの利用全般にわたって種々の講座イベント等を実施し市民の
方から喜ばれています。
また当会は千葉県で最初のシニア情報生活アドバイザー養成講座の認定団体でも
あります。
養成講座の合格者を仲間に加え、現在は会員も60名(全員有資格者)を超える
までになりました。
また新しくできたパソコン仲間で「友の会」を作りそのメンバーも280人近く
になりました。
私どもは任意の市民活動団体ですので、@他人(ひと)のため A自分のため
Bそして楽しくをモットーにパソコンの好きな仲間と楽しい情報生活を送ること、
これがひいては街つくりに繋がることを信じ、日々活動を続けています。
★主な活動紹介★
→東葛PC講座
月2回開催。場所は柏駅近くのビルの1室を借用。20講座から30講座(テキ
ストは会で作成したもの)を用意し、その中から受講生が希望したものを個別に指
導しています。
会場の制約から一回に14,5人の受講生を受けいれます。
講師はそれぞれ得意な講座を登録していただきその中から順番に担当していただ
いています。
受講生の募集はチラシ、HPにより行い大変喜ばれています。
→ROCK講座(麗澤オープンカレッジ)
麗澤大学のオープンカレッジに参加し、年に10回(3時間/回)程度パソコン
講座を開催。受講生の募集は大学側で行い、当会からは講座の企画とテキストを作
成し、講座を実施しています。
→シニア情報生活アドバイザー養成講座・更新講座
年4回開催。合格者の数も110人を超えました。
→パソコンよろず相談会
月に1回、柏市民活動センターを使用して実施。パソコンでの困りごとの相談、
パソコン講座で理解が不十分なところとか、個人で重点的に学びたいところの個別
指導を行っています。
→友の会イベントの開催
おもに友の会の会員を対象に、6回/年程度パソコン教室、撮影会等を実施。
→フォトクラブ
デジカメの好きなメンバーで、月に1回程度集まり、デジカメの撮影テクニック、
画像の加工編集を勉強し、パソコン講座に応用しています。
→ママパソクラブ
おもにパソコンの好きな女性のサークルを中心に、地域を限定して、パソコン教
室を月2回ほど実施。
→勉強会
当会のメンバーのレベルアップと、より良い講座の実施を目的に、それぞれ自分
の得意な分野を発表してもらってみんなで勉強しています。年5回程実施。
→柏市中央公民館主催パソコン講座の支援
月3回〜4回講座を担当。募集は市の広報にて行う。講座の企画、テキスト作り
と講座の実施。受講生の定員は25人、1回に当会からは講師サポーターを含め
10人程度参加。講座本番前にリハーサルを行い、勉強したい人が自由に参加して
います。
→その他
他の学校、町会等のパソコン教室開催の支援活動。市民活動フェア等に参加。
会員同士の親睦を目的に懇親会の実施
★活動の問題点★
1.養成講座の合格者が活動の場を求めて、当会に入会してきますのでいかにその
活動の場(機会)を確保するか。
2.私どもは基本的にボランティア活動ですので、重要なことは如何に楽しく活動
するかです。会が大きくなるに従い、ある程度の組織とルールは作らなければなり
ません。その上で縦横の人間関係をいかにうまく密にするか。
3.事務所等、固定した会場はありませんので、講座開催場所の確保とまたPC環
境の制約から実施する講座の内容に制約をうける。
4.チラシの配布、ホームページ、受講生の口コミ等により受講生を確保している
が、これも今後の課題です。
ホームページ
http://www.geocities.jp/toukatu_i/
文責:東葛インターネット普及会
会長 小柴和久
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■スキルアップ講座■
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●USBメモリーのセキュリティ対策
第52号の「参考情報・資料」コーナーで「動画で見るウイルス対策 〜セキュ
リティ被害疑似体験〜」の中でUSBメモリがウイルスの感染減になっているので取り
扱いには注意しましょうと紹介したところ、その後にUSBメモリ対策についての紹介
もして欲しいとの要望が寄せられました。
ちょうど、2009年版の更新研修テキストを作成していた時期でしたので、更新研
修テキストには「USBメモリ対策」を特に追加掲載いたしました。
今年、登録更新する方は更新研修テキストを手にしますが、更新しない方は更新
研修テキストを手にする機会が無いと思われますので、テキストに掲載した内容を
メールマガジンにて紹介いたします。
参考にされてウイルス感染の被害を防ぎましょう。
☆USBメモリを媒介にしたウイルス被害を防ぐ対策は下記のとおりです。
●持ち主のはっきりしないUSBメモリは使わない。
●USBメモリからファイルを開く前にUSBメモリのウイルススキャンを行う。
●USBメモリを接続する際「Shift」キーを押し続けて自動再生を止める。
●[マイ コンピュータ]からUSBメモリのドライブをクリックするのではなく、
[エクスプローラ]で必要なファイルだけを開く。
●Windowsの設定でUSBメモリの自動再生を無効化しておく。
<無効化する方法>
Windows Vistaの場合
「スタートメニュー」→「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」
→「自動再生」の「CDまたは他のメディアの自動再生」→「すべてのメディ
アとデバイスの自動再生を使う」のチェックを外す
Windows XPの場合
マイ コンピュータ→USBのアイコンを右クリック→プロパティ→「自動再生」
タブ→各表示されるファイルタイプを選び、「実行する動作を選択」にチェッ
クし「何もしない」をクリックする
●私物のUSBメモリを持ち込ませない、またはウイルススキャンして安全を確認し
たもののみを使用するなどのルールを作る。
●USBメモリでのデータ受け渡しには注意する
●常時ウイルススキャン設定ではUSBメモリも対象に設定しておく
トレンドマイクロ社のサイトでは、下記のように警告しています。
USBメモリを媒介とするウイルスの特徴は、ウイルスをUSBメモリ上で自動実行さ
せるための不正なautorun.infファイルが作成されることです。
新たに出現が確認された「UBSメモリウイルス」については以前の対策が有効とな
らないケースがありますので、十分な注意が必要です。
ほかにも、対策を難しくさせる新たな手口を持ったものが確認されています。
<参考になるサイト>
トレンドマイクロ社の「進化したUSBメモリウイルスが出現」サイト
http://is702.jp/special/usb2/
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■参考情報・資料■
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●Virtual PC 2007にWindows 7 β版をインストール
1月13日にWindows 7 ベータ版 公開されました。
早速、試用してみようと思い、現在のOS環境にアップデートはできないので、
ディアルブートでインストールすることを考えましたが、この際、仮想マシン
(Microsoftでは「Virtual PC」)を使ってみようと思い「Virtual PC 2007」をイン
ストールし、そこに「Windows 7 β版」をインストールしてみまました。
結果は、PCの環境(メモリーが512MB以上など)が満たしているかにもよります
が、問題なく試用することができました。
Virtual PC 2007の使用については下記のサイトが参考になりました。
動画で分かり易く紹介しています。
http://www.dougamanual.com/blog/103/842/e3753.html
現在、MicrosoftのサイトからWindows 7 ベータ版ダウンロードは終了しておりま
す。データが必要な方はご連絡下さい。(2009.02.25)
Virtual PC 2007(現在無償)ダウンロード
http://www.microsoft.com/japan/windows/products/winfamily/virtualpc/default.mspx