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シニア情報生活アドバイザーマガジン


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MELLOWのマーク   発行:一般財団法人ニューメディア開発協会 
      シニア情報生活アドバイザー事務局 
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■<目次>■
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[トピックス]
 ●10月に札幌と仙台で「アドバイザー活動研究会」が開催
[シニアネット/養成講座実施団体訪問]
 ●NPOいぬやまeーコミュニティーネットワーク8年の歩み
[アドバイザーの活動紹介]
 ●H22年度パソコンボランティア指導者養成研修事業に参加して
    シニア情報生活アドバイザー  平間敏明(埼玉県)
[参考情報・資料]
 ●Windows7の「コンピューターの簡単操作センター」を紹介するガイドブック
 ●Webサイト完全性表示ツールを使用してますか
   無料のWebサイト完全性表示ツール McAfee SiteAdvisor
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■トピックス■
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 ●10月に札幌と仙台で「アドバイザー活動研究会」が開催
 今年度は従来の地方で行なわれていたシニアネットフォーラムに代わって、各地 区でのシニア情報生活アドバイザー同士の交流、非加盟のシニアネット、老人会等 その他のシニア団体との交流を広く深めるため、北海道及び東北地区で地方フォー ラム(シニア情報生活アドバイザー活動研究会)開催することになりました。
 開催日等は以下の通りですのです。皆様の参加をお待ちしております。
(なお、従来東京で開催されていたシニアネットフォーラムは、例年通り来年2月 に東京にて開催予定です。)
 <<シニアネットフォーラム2010in東北>>
 10月4日(月) 10;30〜16:30
 会場 仙台市シルバーセンター(仙台市青葉区花京院1−3−2)
 共催 仙台シニアネットクラブ
 詳しくは  http://www.zundanet.co.jp/seniornetclub/
 <<シニアネットフォーラムin北海道>>
 10月21日(木) 13;00〜17:35
 会場 KKRホテル札幌(札幌市中央区北4条西5)
 共催 とかちシニアネット(企画・運営)
    新陽パソコンクラブ(事務局)
 詳しくは  http://www.zundanet.co.jp/seniornetclub/
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[シニアネット/養成講座実施団体訪問]
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 ●NPOいぬやまeーコミュニティーネットワーク8年の歩み
 犬山市主催で平成13年度から政府のe−ジャパン計画の一環として、市民が気 軽にICT技術を身に着けることを目的とした「ICT講習会」が開催され、多くの参加 者がありました。
 こうした市民の関心の高さや国の地域情報化への取り組みに呼応じて、市民が自 主運営する支援活動団体を設立する機運が高まりボランティア団体として「教えら れたら、教える人になろう」を合言葉に、平成14年には県補助事業「情報通信技術 講習事業」を犬山市から受託し、「ICT講習会」を開始するに当たり、NPOを設 立しました。
 時の過ぎるのは早いもので、あっという間の8年の歳月が過ぎてしまいました。
現在、各種講座を年を4期に分け、毎期50近い講座を5会場で実施するに至り、 毎期750名有余の受講生が集まってきます。その内女性は76%を占め、年齢も 65歳と高く、最高齢者は86歳です。
 当面の目標は、インストラクターの質の向上を重点に力を注ぎ、MSが提唱した 「ICTマスター」の取得、当然ですが全員がMCASの資格を所持し、その後マ イクロソフトの指導者として最高資格であるMOT(マイクロソフト・オフシャル ・トレーナー)に18名が資格を取得しました。そのことにより、MOT校として認 定されるにいたりました。
 インストラクター(インフォメーションワーカー)として優秀な人材が近郷から 集り、互いに共育・競い合って講師の質の向上に取り組んでいます。
 MOTがワールドワイドに移行したことにより、全員がMCT(マイクロソフト 認定トレーナー)となり、そして当会は、マイクロソフト認定ラーニング ソリュ ーション パートナー CPLSになり、ソフトも無料ライセンスを貸与され、大き な財産が生まれました。
 昨年度にWindows7が10月22日発売されたのを受けて、全マシン約100台の新規入 替を図りフロイデ会場から順次3月末迄に完了しました。
 受講生も自然とリピーターが増え続け週680名(2009年度4月期)から本年度4月期 には780名と増加の一途となりました。
 良い環境・良い人材を育てることにより、その効果が顕著に表れ、受講者から認 知され人が人を呼ぶ環境が整ったと思われます。
 今後、時代と共に高齢少子化が進むにつれて、シニアの豊かな経験・シニアの生 き甲斐を創出し、魅力あるコミュニティーの場として当会は飛躍して行かなければ なりません。
 愛知障害者職業能力開発校から受託している身障者委託訓練も5年実施し、その 間にMOS・MCASを取得して職業に就いた方、独立した方等 多く方々の社会復帰を支 援しました。
 各種ICT関係の試験会場も整い、マイクロソフト認定試験会場(オデッセイ) 、PASS認定校(パソコン検定協会)JJS認定試験会場にも指定され、当会は学び ・受験できる環境となりました。
 スキルアップやキャリアアップにつながるパソコンの資格取得をすることも可能 となりました。
 課外研修旅行も活発に行い、海外・国内1泊も含め年5回開催致しております。
更に外部講師を招きデジカメ課外授業も年6回開催し、その成果は南部公民館の常設 展示場に展示しています。
 昨年には、中小事業緊急雇用安定助成金制度によるパソコンによる教育訓練研修 会を犬山市商工会議所から受託し、講習会を開催いたしました。
 総務省が実施したオンライン申請講習会を2―3月に実施し、総務省から感謝状が 贈られました。
 社会貢献事業も数々行い、毎年ボランティアとして行っている「成人式の記録D VD作成」については、本年も犬山市は優秀書を受賞し貢献することができました。
 犬山市未来課が提唱する「あつまれいぬやまっこ」の記録DVD作成等も行い、 eーTax普及のため毎年南部公民館で2週に亘り確定申告申請会場へPC10台を持ち 込み市民の申告に寄与しました。
 楽田ふれあいセンターをはじめ、障害者活動センター・文化史料館等にパソコン を貸与しています。
 日本NPOセンターの会員となり、マイクロソフト・シマンテック・アドビ等のソフ トも廉価に購入出来るようになり、昨年は本年度に向け多くの人材教育に投資を行 いました。
 この度は、少子高齢化時代に対応出来るよう、更なる飛躍を求め、財団法人ニュ ーメディア開発協会のご支援を頂き、臼倉登貴雄先生をお招きして、シニア情報生 活アドバイザー養成講座を開催し、7名のアドバイザーを誕生させました。
 近い未来にシニアの方々が社会貢献に生き甲斐を見出して、行政との協働(コラ ポレーション)を促進する原動力になることは、必須と云っても過言ではないでし ょう。その為の布石は早い内にする必要があると思われます。
 NPOいぬやまe−コミュニティーネットワーク
      理事 長谷川 信彦
 ホームページ http://www.inuyama.net/
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■アドバイザーの活動紹介■
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 ●H22年度パソコンボランティア指導者養成研修事業に参加して
 これは、7月10日から2日間の予定で(財)日本障害者リハビリテーション協会主 催で開催(戸山サンライズ)されたH22年度パソコンボランティア指導者養成研 修に参加した様子です。
 私は、これまで障害者に対するパソコン指導は全く行ったことありませんでした が、最近になって、身近な人の難聴が進んでいること、社会福祉協議会から障害者 へのパソコン指導の問い合わせがあったりしたことなどがあって関心を持っていた ところに、埼玉県障害者交流センターの指導者の方の紹介でこの講座を知り、また シニア情報生活アドバイザーとしても知っておきたいと考え参加しました。
 研修は、Windows7の「コンピューターの簡単操作センター」の使い方、障害者向 けソフトの紹介と使い方、その他次のような講義内容でした。
・情報障害者支援概論(寺島彰氏 浦和大学総合福祉学部)
・視覚障害者情報アクセス支援(高橋倫花氏 フラッシュ)
・聴覚障害者情報支援(山本秀人氏 横浜市中途失聴・難聴者協会)
・障害に配慮したICT支援(松本琢磨氏 神奈川県総合リハビリセンター作業療法科)
・肢体不自由者情報支援(畠山卓朗氏 早稲田大学人間科学学術院健康福祉科学科)
・発達障害へのICT支援(河村宏氏 特定非営利活動法人 支援技術開発機構)
 どのような状態の人に、どんなソフトをどのように使用するのか、パソコンで補 助するのか、「DAISY」など初めて聞くものばかりで圧倒されました。
 会場は健常者に、障害者も参加する盛況な状態で、キャンセル待ちの状態でした。
私のような ど素人の参加は、申し訳ないという気持ちでした。
 これは私自身の将来の問題(姿)になるかもしれないと、聞き耳を立て研修を受 けました。
 研修会で先生から話があった、『何をサポートするのか?』を頭に据えて、まず は1人称から開始しようかと考えています。
 そして、良い「気づき」に出会うことができれば、発展が出来て2人称から3人称 と展開が出来るかもしれません。
 それには、次のことが大切と言っていました。
 なかなか難しいことですが・・・。
 1)場と時間の共有を重ねる
 2)先入観を排除する
 3)相手の価値観に接近する
 4)角度を変えて観てみる
 5)利用者を捉える視点
 まずは、Windows7の「コンピューターの簡単操作センター」とソフトの修得から 始めたいと考えています。
 これから埼玉県障害者交流センターにお邪魔して、優秀な先達者のご指導を頂き たいと、近々訪問を予定しています。
 シニア情報生活アドバイザー  平間敏明(埼玉県)
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■参考情報・資料■
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 ●Windows7の「コンピューターの簡単操作センター」を紹介するガイドブック
 上記のアドバイザーの活動紹介で平間さんが、Windows7の「コンピューターの簡 単操作センター」の使い方に触れています。
 この使い方を紹介しているガイドブックをMicrosoftのサイトからダウンロードで きます。
 ガイドブック名は、「アクセシビリティ ガイドブック」。内容は、Windows 7を 「より使い易く、親しみやすく」するためのガイドブックです。
 マイクロソフト アクセシビリティ ホーム
 http://www.microsoft.com/japan/enable/default.mspx
 Windows 7 アクセシビリティ ガイドブック
 http://www.microsoft.com/japan/enable/products/windows7/guidebook.mspx
   シニアは加齢とともにさまざまな障害を発生させ、パソコン使用にも困難が生じ ることにらりますので、Windowsの簡単操作を始め、キーボードや周辺機器の便利 な使用についての知識がアドバイザーにも求められます。
 是非、参考にして下さい。
 ●Webサイト完全性表示ツールを使用してますか
  無料のWebサイト完全性表示ツール McAfee SiteAdvisor
 いまだに、脅威となっているウイルス「ガンブラー」。サイトのページに埋めこ められているウイルスです。訪問したサイトから、知らず知らずのうちに悪質なプ ログラムを取り込んでしまいます。閲覧したページのデータは、自動的に一時保存 ファイルとしてパソコンに取り込まれていますので、文句なしに取り込まれてしま うのです。
 一時話題となった大規模のサイトや大手企業や公的なサイトなどの感染は、その 後対策がとられ感染は少なくなったが、逆に個人や小規模のサイトへの感染が増え ていると警告されています。
 対策は、安全でないサイトを見ないことですが、最近、検索機能が便利利になっ たため、検索されたページを安易に見てしまうことが多くなりました。サイトには、 ウイルスソフトが埋め込まれているだけでなく偽装のサイトも数多くあります。
 検索されたページが、危険であるか安全であるかを事前に判断できれば見ること はしないでしょう。そこで、開発されたのが「Webサイト完全性表示ツール」で す。
 現在、販売されているセキュリティ対策ソフトには、このWebサイト完全性表 示機能を備えているものが多いのです。ところが、この機能が備わっていることを 知らない方も多いです。また、面倒だからと機能を停止している方もいます。
 最近のセキュリティ対策ソフトをインストールしていて利用していない方は、是 非、確認することをお勧めいたします。
 また、そのような機能が備えていないセキュリティ対策ソフトを使用している方、 居ないとは思いますがセキュリティ対策ソフトをインストールしていない方、ある いは単品としてWebサイト完全性表示ツールを使いたい方には、無料でダウンロ ードできるツールがありますのでご紹介いたします。
 ツール名 McAfee SiteAdvisor
 ダウンロード先
 http://www.siteadvisor.com/download/windows.html
 このツールをインストール後、実際色々な検索語を入力して検索してみたら、安 全と確認しているサイトが表示されました。危険性のある単語で検索すると確かに 危険なサイトが表示されていました  ところが、安全である確認しているサイトが灰色で表示されていたりします。ど のような方法で、危険性や安全性を決めているのか気になりますが、時間がたてば 精度は上がってくるでしょう。
 セキュリティ対策は、これまではメールやUSBからの感染に注目していました が、これからはWebサイトからの感染にも注意する必要があります。訪問したサ イトから、偽装サイトに迷い込まないためにも危険なデータをダウンロードしない ためにも利用をお勧めします。
 既に、利用している方は、感想やご意見をお送り下さい。
 よろしくお願いします。

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