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シニア情報生活アドバイザーマガジン


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MELLOWのマーク   発行:一般財団法人ニューメディア開発協会 
      シニア情報生活アドバイザー事務局 
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■<目次>■
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[トピックス]
 ●シニア情報生活アドバイザー養成講座の実施費用を補助
 ●アドバイザー向けスキルアップ講習の実施
 ●平成18年度の「シニアネット・フォーラム21」開催について
[アドバイザーの活動紹介]
 ●シニア情報生活アドバイザー更新研修セミナーを実施
  −福田 隆登さん−
[シニアネット/養成講座実施団体訪問]
 ●「常に楽しく」をモットーにして活動   −沖縄ハイサイネット−
[スキルアップ講座]
 ●「Webアクセシビリティとは?」
[参考情報・資料]
 ●第2回 NPOアクセシビリティ支援プログラム募集要綱発表
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■トピックス■
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 ●シニア情報生活アドバイザー養成講座の実施費用を補助
 ニューメディア開発協会は今年度も引き続き日本自転車振興会(競輪)の補助金 を受けて「平成18年度シニア情報生活アドバイザー養成推進事業」を実施いたし ております。
 シニア情報生活アドバイザー資格を取得し地域のために貢献したいとする多くの シニアの意欲に応えるもので、養成講座実施団体には趣旨をご理解いただき、積極 的に活用してください。
 これまでの実績であれば、概ね皆様のご希望にお応えできるものと推測しており ます。養成講座実施団体には、意欲あるシニアのために、多くの実施計画を立てて、 どしどしご応募ください。
 なお、本事業への応募等詳細は、当協会のシニア情報生 活アドバイザー専用ホームページにて公開いたしておりますので、ご覧ください。
 URLは次の通りです。
 http://www.nmda.or.jp/mellow/adviser/index.html
 ●アドバイザー向けスキルアップ講習の実施
 今年度も出来る限りアドバイザーの皆様のスキルアップのために役立つプログラ ムをご提供できればと思っております。
 その第1弾として、下記の通り「セキュリティ講習」を開催いたします。講師向 けとして、昨年度に行った内容より、より高度なものといたしました。
 皆様の関心も高く、多数のお申し込みを頂きました。今回は、関東地区限定の試 行的なものですが、この結果をみて、今後の計画に反映させていきたいと考えてお ります。
 なお、会場の都合でご希望に添えないところもあったかと思います。ご容赦いた だければと思います。
(1)目的:講習会等で講師を担当されているアドバイザーのセキュリティ関係のスキルの向上を図り、講習会等を通じて多くの方々への徹底を図る
(2)日時:平成18年6月23日(金) 10時〜14時
(3)場所:新宿マインズタワー
(4)費用:無料(交通費は各自個人負担、食事は提供)
(5)協力:トレンドマイクロ株式会社
 ●平成18年度の「シニアネット・フォーラム21」開催について
 今年度は、「シニアネット・フォーラム21in北陸」を10月12日、13日に 富山県富山市で、「シニアネット・フォーラム21in2007」を平成19年2月 に東京で行うことになりました。
 準備が整い次第、皆様にご案内させていただきま すので、積極的な参加をお願いいたします。
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■アドバイザーの活動紹介■
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 ●シニア情報生活アドバイザー更新研修セミナーを実施
  −福田 隆登さん−
いきさつ
 私は平成15年の夏に広島でシニア情報生活アドバイザー養成講座を受けました。
 その後、山口県初のシニア情報生活アドバイザー養成講座実施団体として認定され、 その年度に2回の養成講座を実施しました。そして平成18年3月に有効期限が終 了するため「更新研修セミナー」を開催することになり、この講座を担当すること になりました。
そうなの?
 会場の準備や内容についてあらましの準備をし、20数人の該当者に更新申請書 と登録申請書の様式や開催要項を作って送りました。
 その返事の中に「資格をとっ た見返りがない」「資格が役に立ったことがない」「今後、この資格を使うことは ない」などというのがあったのです。
シニア情報生活アドバイザーとは何?
 私は、自分の考えを押し付けるつもりはサラサラありませんが、このシニア情報 生活アドバイザー養成講座を学び、更に養成講座を担当してみて、「シニアがシニ アに対する目線のありよう」「理解していただくための伝え方」「シニアに対する 講座の企画」「パソコンを活用する面白さの伝え方」「誰かの企画に互いに協力す ることの大切さ」などを学んだと思っています。
 シニアの方は、IT系のみならず、地方史、ダンス、写真、挙げればきりのない いろんな活動をされ、ときには受講者であり、ときには指導者となられます。そん なとき、シニア情報生活アドバイザー養成講座で学んだ方法が役に立つと思ってい ます。
更新研修セミナーは
 養成講座は、資格を持った講師が、資格を取ろうとする受講者に対して知識や技 術の不足部分があれば補い確認する講座ですが、更新研修セミナーはみんなが対等 な立場です。
 自分たちが「役に立った、楽しかった」にすればよいのです。「シニ アネットフォーラムの様子、技術の進歩への対応、活用の広がり、日ごろ顔を合わ せる機会のない方との交流など」の概要をはじめ、テキストの内容についての質問 に対して分かる人が回答する、講座の開催や相談活動についての情報交換などをや りました。
 5人を基準にグループを作って、みなさんが真剣にしかも和気藹々に話 し合われ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
 終了後の懇親会も大い に盛り上がりました。
 シニア情報生活アドバイザー
 福田 隆登(シニアネットやまぐち)
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■シニアネット/養成講座実施団体訪問■
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 ●「常に楽しく」をモットーにして活動   −沖縄ハイサイネット−
 沖縄ハイサイネットの結成は、沖縄市テレワークセンーが開設されたのを期して、 平成12年7月に「沖縄市ハイサイネット・3rdライフ・ステージ」を、22名 の会員で結成、平成14年10月には、NPO法人の認証を受けて活動をしている。
 パソコン学習の主眼は、日常生活に、すぐ役立つハガキ作成、インターネット及 びE−メールの書き方を基本に、理論より直接、パソコンに触れること、キーボー ドに文字入力することを中心に教えた。
 平成18年4月現在、17クラスが開設されており、年間、約1,000人が修 了し、過去5年間で、約6,000人の修了者を送り出している。
 活動範囲は、沖縄全県の55歳以上のシニアが対象だが、現在、パソコン講習会 を開設しているのは、沖縄県中部地方に位置する、「沖縄市」と「うるま市」に、 18クラスの講習会を開催している。
 シニア情報生活アドバイザーは、54人が認定登録されているが、健康や諸般の 事情により、講師やサポーターとして活動しているのは、実質35人である。
 沖縄ハイサイネットは、次のような理念のもと活動を展開している。
 ☆ PC学習は、目的ではなく、手段である
 ☆ 絶えずスキルアップを図り、自らが人材に
 ☆ 人のため、世のために尽くすシニアたれ
 ☆ 身近な人を大切に、地域や社会に貢献
 ☆ 「常に 楽しく」を活動の基本指針とする
 活動の柱としては、シニアパソコン講習会の実施と国内外との友好交流である。
 特に、力を入れているのは、シニア友好交流事業である。
 これまで、国内では、仙台シニアネットクラブや松本シニアネットクラブ、いち え会の皆さんと、楽しく有意義な友好交流会を開催して、非常に喜ばれている。
 また、海外交流では、2003年10月に、台湾タイペイシニアネット、200 4年10月には韓国ソウル江南区シニアネット、2005年4月には、ハワイシニ アネットととの友好交流会を実施して、今年の秋には、中国上海シニアネットとの 友好交流を計画している。
 地域貢献活動としては、商店街活性化のために、沖縄市と仙台七夕まつりをIT 映像で結び、電脳対談や特産品の紹介など、楽しいシニア交流を開催した。
 更に、若い青年たちが、大太鼓小太鼓を打ち鳴らして、勇壮華麗に演技する、沖 縄市が誇る伝統芸能である、「全島エイサーまつり」のライブ中継に協力して、特 別老人施設や身体障害施設、海外のエイサーフアンの皆さんから高く評価されてい る。
 沖縄ハイサイネットの課題としては、安定した組織運営を図るため、シニア情報 生活アドバイザーの拡充とスキルアップに、真剣に取り組みたいと考えている。
 まず、健康第一にパソコンライフをエンジョイすることを目指して、「常に 楽 しく」を合い言葉に、ますます、活動分野の拡大と友好活動を展開して行きたいと 念願している。
 ホームページ
 http://e-haisai.net/
 NPO法人:沖縄ハイサイネット
 理事長 砂川 正男
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■スキルアップ講座■
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 ●「Webアクセシビリティとは?」
 高齢者のパソコンの所有やインターネット利用は確実に増加してきています。
 私の場合、高齢者を対象とした講演の機会が数多くありますので、機会あるごと に参加されている高齢者の方にWebサイトの利用について伺っていますが、ここ 数年の間に利用している高齢者が急速に増えていることを実感しています。
 利用の仕方もWebサイトから関心や興味のあることを調べたり、SNS(ソー シャルネットワーキングサイト)に参加したりしています。
 仲間との交流を深めた り遠隔地にいる家族とのコミュニケーションを図るためにも利用されています。
 さらには、趣味や関心のあるテーマのブログやホームページを立ち上げて、自己 主張や自己表現の場として利用されています。
 快適生活のための利用としては、オンラインバンキングやネットショッピングな ども行っています。
 Webサイトの利用が日常の生活の中に溶け込んできているこ とが実感されます。
 このようにWebサイトの利用が高齢者の中に普及されてきてはいますが、現在 のWebサイトが高齢者にとって使い易いように配慮されているかというとそうは いえないのが状況です。
 Webアクセシビリティとは、簡単説明すると「高齢者や障害者にとって使い易 いWebサイト」を作るということになります。
 また、「使い易すくするツールや 機器」を開発するということも含まれます。
 Webアクセシビリティで求めている高齢者や障碍者にとって使い易いWebサ イトとは下記のようなことです。
1.高齢者や障碍者にとって重要な情報源を確保するということ
2.より多くのひとに届くように情報を発信し、双方向の情報のやり取りを可能にすること
3.Webは視覚情報中心のメディアですので、視覚障碍者にとっては利用できません。
 したがって音声ブラウザ(Webサイトを読み上げてくれるブラウザのこと)に対応すること
4.使いづらい部分と情報を伝わりづらくするバリアの部分を解消すること
5.さまざまな特性を持つ人々が、さまざまな環境でWebにアクセスしていることを認識し、情報が伝わるように配慮すること
6.行政や特に公共性の強いWebサイトでは必須、民間企業においても強く望まれること
7.情報の伝わらないWebサイト、使いづらいWebサイトは、ユーザーにも情報発信者にも深刻な問題であること
8.制作者のみならず、管理者にも意識と知識が必要であること  使い易いWebサイトを提供するということになると、まず制作者の意識と知識と技能が求められます。次にWebサイト企画、運営、管理者の意識と知識と配慮ということになります。
 そのためには、Webサイトをどれだけアクセシビリティ化するという方針やア クセシビリティ化するためのガイドラインを決める必要があります。
 アクセシビリティガイドラインについては、前号で紹介した「日本工業規格「高 齢者・障害者等配慮設計指針−情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス (JIS X 8341)」のガイドラインがありますが、各自治体や企業では独自にガイド ラインを設けて取り組んでいます。ガイドラインについて説明すると記述が長くな りますので、どんなものなのかは下記のサイトを参照してください。
 仙台市のアクセシビリティガイドライン
 http://www.city.sendai.jp/soumu/kouhou/web-access/index.html
 富士通ウェブ・アクセシビリティ指針
 http://jp.fujitsu.com/webaccessibility/
 シニアネットはWebサイトを持っていますが、拝見すると高齢者のために配慮 されたサイトは少なようです。
 また、Webサイトを持っているシニア情報生活ア ドバイザーの方も多いです。
 この機会にアクセシビリティ化について検討する機会 になればと思います。
[追記]
 このメールマガジンの送信間際にシニアネットであるイー・エルダーが「第2回 NPOアクセシビリティ支援プログラム募集要綱」を平成18年6月19日に発表 した情報を入手しましたので、参考情報・資料に掲載いたしました。
 記:臼倉
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■参考情報・資料■
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●第2回 NPOアクセシビリティ支援プログラム募集要綱発表
 NPO法人 イー・エルダーが実施いしています。シニアネットも助成の対象にな りますので、ホームページのアクセシビリティ化を図られては如何でしょうか
 詳しくは下記を参照してください。
  http://web.access-sp.jp/youkou.htm
  ※お勧めの情報・資料がありましたらご提案下さい。よろしくお願いします。

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