- シニア情報生活アドバイザーマガジン
- (第233号−2023年12月25日)
発行:一般財団法人ニューメディア開発協会
シニア情報生活アドバイザー事務局
「マスクの着用」につきましては「個人の判断」となりましたが、コロナ自体
は収束しておらず、高齢者へのリスクは依然高く基本的な感染対策は重要です。
今後も不要不急の外出を自粛し、感染しない、感染させない取り組みとして
「人と人との距離の確保」「混雑場所でのマスクの着用」などの基本的な感染防止
対策に加え、共同で使う物品などは消毒を行い、こめな手洗いを徹底し、そして、
「密閉」、「密集」、「密接」を避ける行動を継続しましょう。
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□ <目次>
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[トピックス]
●来年度の補助金・助成金等の公募について
●総務省デジタル活用支援事業の実施例
●スマホ・タブレットマスター養成講座テキスト値上げのお知らせ
●当協会の年末年始について
[安全に、安心してインターネットを活用いただくためのセキュリティ情報]
●スマホ利用における脅威を擬似体験
「スマホの危ない世界」|トレンドマイクロ
●「電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金」等のマイナポータルを装う
偽メールにご注意ください
●迷惑メールが届く理由 なぜ自分のメールアドレスに届くの?
●迷惑メールに返信してしまったらどうなる?状況別の対処法を紹介
−−− トレンドマイクロ株式会社 −−−
[スキルアップ講座]
●【投稿】利用者向けレジタル活動支援推進事業 講師派遣型講習会体験して
−−− シニアコミュニティ宮崎 藤田 怜 −−−
[参考情報・資料]
●11月1日『Microsoft 365 Copilot』公開
●文部科学省の「情報モラル教育指導者セミナー」のアーカイブ動画公開
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□ トピックス
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●来年度の補助金・助成金等の公募について
来年度の補助金・助成金等につきましては、以下のような公募が来年有ると思わ
れます。
1)WAM(医療福祉機構)
令和6年度WAM助成(通常助成事業・モデル事業)の募集が本日開始されました。
募集の締め切りは、令和6年1月29日(月) 15時までとなっています。
●助成金額
【通常助成事業】
・地域連携活動支援事業 50万円〜700万円
・全国的・広域的ネットワーク活動支援事業 50万円〜900万円(※)
(※)条件を満たす場合は、上限2,000万円
〇通常助成事業
https://www.wam.go.jp/hp/r6_wamjyosei/
【モデル事業】
・3年間で3,000万円まで
・2年間で2,000万円まで
〇モデル事業
https://www.wam.go.jp/hp/r6_wamjyosei_model/
2)総務省令和5年度補正予算「デジタル活用推進事業」公募
令和5年度補正予算にも本予算は付きましたので、昨年と同様に4月末頃から
1カ月程度の締め切りで公募が出されると思われます。
a)地域連携型
自治体との連携同意書が必要で、団体として法人番号を持っていることが必要で
す。(昨年の仕様書)
当協会関連団体としては、今年度9団体及び当協会として4地域が受託していま
す。
申請をご検討されている団体は自治体への働きかけをされたほうが良いかと思い
ます。
また、法人番号を持たないため参加できないが参加を申請できない団体は当協会
経由で参加できる可能性がございますので、検討されている団体は早めに相談して
ください。
b)講師派遣型
現在、当協会は今年度ドコモ等キャリア3社とともに派遣実施団体として受託し
ており、もし来年度も講師派遣型が公募されれば当協会も応募する予定です。
本年度はおかげさまで24団体のご協力を得て現在30カ所で派遣先で講習会を
実施中です。
もし来年度も公募があれば今年度より多くの団体に参加をいただき当協会として
応募する予定です。
応募に際しては当協会からの講師派遣という形で団体としてご参加いただきます
が、団体としては任意団体でも結構で、シニア情報生活アドバイザーが2名以上い
れば参加できます。
また上記a)とも重複して参加が可能ですので参加をご検討下さい。
最近ある自治体の方からお伺いいたしましたが、自治体が講習会を行う際、応募
する団体では「総務省デジタル活用支援事業に参加しました」ということをアピー
ルしているとのことです。
当協会としても今後ぜひa)又はb)で本事業に参加することをお勧めいたしま
す。
上記に関してご興味のある方は気軽に当協会事務局川村までお尋ねください。
●総務省デジタル活用支援事業の実施例
上記に関連し、現在全国で総務省デジタル活用支援事業として「地域連携型」、
「派遣型」講習会が実施されており、「スキルアップ講座」の方で「シニアコミュニ
ティ宮崎」の藤田様が総務省デジタル活用支援事業派遣型で宮崎市において講師をさ
れた報告を投稿していただきましたが、それ以外にも以下の団体の方がfacebookに
その講習会の様子を掲載されていますので藤田様の報告とともにあわせてご覧くだ
さい。
「地域型」小金井市:東京スマホ研究会山根様
https://www.facebook.com/akira.yamane.7/posts/pfbid0xVUeWZeQvrUB615gBMqvjZ9g1Fnh6kvFcKWD6FPSLhkuRU5z7aCTkWCczLhWepSZl
「派遣型」酒田市:アスプデジタルコミュニティ平野様
https://www.facebook.com/hiranomakoto/posts/pfbid0Hbr1yNPrdVifjaeoizqh2kZVviX49kXf7tWVtGFnmhUrd8Ga3yHsZ29ouo9D9ARml
「地域型」佐賀県:シニア情報生活アドバイザー佐賀久野様
https://www.facebook.com/mituyo.hisano/posts/pfbid0BzoyCtHRb1qiXgZooohpzqTYxUpBU9vic9Dc1WzPb1KxKN5UVrAVYeLRWD9G3kwMl?from_close_friend=1
●スマホ・タブレットマスター養成講座テキスト値上げのお知らせ
10月号にてご案内しておりましたスマホ・タブレットマスター養成講座テキスト
代金を値上げさせていただきます。
2024年1月からアプリ編+設定編セットで ¥2,400円とさせていただきます。
android新版ではAndroid12を基本として画面、動作等を見直し、今回アプリケー
ション編では「ZOOM会議への参加の方法」、いま話題となっている「Chat-GPTの利
用の仕方」等を新たに追加いたしました。
●当協会の年末年始について
当協会の年末年始につきまして、年末は12月26日、年始は1月5日からとさ
せていただきます。
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□ 安全に、安心してインターネットを活用いただくためのセキュリティ情報
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スマホ利用における脅威を擬似体験
「スマホの危ない世界」|トレンドマイクロ
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本サイトでは、スマホ利用における脅威を擬似体験することができます。
ネット詐欺の対策を知り、被害に合う前に備えることが大切です。
疑似体験を通じて、不正アプリやフィッシング詐欺など、
スマホ利用に潜む様々な脅威の対策を知りましょう。
https://go.trendmicro.com/jp/forHome/solution/mobilesecurity/simulation_web/
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ウイルスバスター セキュリティトピックス 今月のおすすめ記事
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ウイルスバスターセキュリティトピックスではネット詐欺などの脅威から、
皆さまを守り、安全に、安心してインターネットを活用いただくための
セキュリティ情報を提供するサイトです。
これまでに公開した記事の中で、おすすめ記事を3つ厳選してご紹介いたします。
ぜひ日頃の活動や情報収集にお役立てください!
●「電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金」等のマイナポータルを装う
偽メールにご注意ください
https://news.trendmicro.com/ja-jp/2023-12-11-news-phishingscam-mynumberportal/?utm_source=nmda&utm_medium=mail&utm_campaign=202312
●迷惑メールが届く理由 なぜ自分のメールアドレスに届くの?
https://news.trendmicro.com/ja-jp/article-spammail-why/?utm_source=nmda&utm_medium=mail&utm_campaign=202312
●迷惑メールに返信してしまったらどうなる?状況別の対処法を紹介
https://news.trendmicro.com/ja-jp/article-spammail-reply/?utm_source=nmda&utm_medium=mail&utm_campaign=202312
−−− トレンドマイクロ株式会社 −−−
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□ スキルアップ講座
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●【投稿】利用者向けレジタル活動支援推進事業 講師派遣型講習会体験して
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1.まえがき
この講習会はスマートフォンを購入されて、まだ操作方法をあまりご存じでない
方を対象として「電源の入れ方・ボタンの操作の仕方」から始め、推進事業の「実
施ガイドライン」のルールに従って、基本講座・応用講座合わせて10講座余りを実
施しました。
2.参加者受付
電話とメールで受付開始しましたがほとんどは電話受付でした。
講座内容による参加者の入れ替わりは少なく、同じ方が参加されていました。
Android機種とiPhone機種に分けて参加者募集しました。
Android機種はiPhone機種の2倍程多い参加者がありました。
参加者は、70歳代以上、参加者は述べ62名(男40名女22名)の参加があ
りました。
3.講座内容
実施ガイドラインのルールに従って「レジタル活用支援ポータルサイト」の標準
教材内容を参考にアレンジ、参加者ニーズに合わせて展開、参加者レベルに合わせ
た無理のない内容としました。
しかし、それでも時間的に駆け足状態になる場面がありました。
特にAndroid機種の方には設定・操作方法でデバイス情報の確認等基礎的な仕様確
認や画面回転自動設定の確認などスマホ所有者ハードウェア上の操作方法がiPhone
機種のように確定されていないことなど、製品開発社の機能性(汎用性)上、記号
やマークに一律性がないため、確認解決するための時間の浪費がありました。
例えば、「デバイス情報の確認」は、Android機種では(設定>デバイス情報/バ
ージョン情報)など確認。
iPhone機種では(設定>Apple ID/このiPhone情報)など確認できることを説明し
てきました。
最近、ランチャー(Launcher)表示(起動する画面カスタマイズ)が簡単にでき
るようになっています。
従って、スマホ所有者のランチャー表示を優先して設定・操作方法の説明を行う
必要性があることを実地体験しました。
通常使われるナビゲーションバーでも設定・操作内容説明には機種や表示内容が
違っています。
参加者が使用するスマホAndroid機種ナビゲーションバーの違いは確実な手順の説
明に時間が必要でした。
iPhone機種の参加者説明は、Apple社製品独自の機能性があり、設定・操作方法手
順説明には問題はありませんでした。
下記は Android 機種参加者の違い
(◎ ホーム / ← 戻る / ■ 最近)一般的
Samsung Japanの Galaxyの場合
ホーム画面のランチャー表示カスタマイズについての内容説明でした。
4.次回講座内容予想を伝える
参加者ニーズを求める又次回展開予想を伝えることで、参加者参加意識を高める
ことに気づきました。
例えば、次回には「ユーザー辞書」行いますなど。
5.まとめ
講師派遣型講習会に参加して、スマホ利用普及、レジタル活用支援事業の必要性
を継続実施することが課題であることを感じました。
おわり
投稿者:藤田怜 2023年11月
追記
臼倉:総務省「デジタル活用支援推進事業」等の詳細については下記を参照して
ください。
https://kouseikyoku.mhlw.go.jp/shikoku/chiiki_houkatsu/000266033.pdf
シニア情報生活アドバイザー活動支援ページ
https://www.facebook.com/sitadv/
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□ 参考情報・資料
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●11月1日『Microsoft 365 Copilot』公開
11月1日にリリースされた 生成AI コンパニオン『Microsoft 365 Copilot(コパ
イロット)』 が公開されました。
使用できるのは Windows 11 です。
https://adoption.microsoft.com/ja-jp/copilot/
●文部科学省の「情報モラル教育指導者セミナー」のアーカイブ動画公開
アドバイザーにとって参考になるセミナーです。
是非、視聴してください。
■令和5年度 第1回情報モラル教育指導者セミナー アーカイブ動画
情報活用能力としての情報モラル教育をどう進めるか−闇バイトや生成AIなどの
新しい情報技術やリスクとの向きあい方
https://youtu.be/EGHKEbYGgmo?si=k4e52LbwNyrZsm52
■令和5年度 第2回情報モラル教育指導者セミナー アーカイブ動画
偽情報や犯罪被害につながる情報を怪しいと判断できる力の育成 闇バイトの実
態照会と授業事例
https://youtu.be/LNxmBdY3_L4
■令和5年度 第3回情報モラル教育指導者セミナー アーカイブ動画
ニセ・誤情報の実態とファクトチェックの仕方生成AI等の新たなサービスに適切
に対応できるようにするために
https://youtu.be/qWx7U-XF39s
●情報モラルをもとにした「生成AIに関する教員向け研修動画シリーズ」を情報
モラル教育ポータルサイトで公開
■情報モラル教育ポータルサイト
https://www.mext.go.jp/zyoukatsu/moral/index.html