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シニア情報生活アドバイザーマガジン


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MELLOWのマーク   発行:一般財団法人ニューメディア開発協会 
      シニア情報生活アドバイザー事務局 
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■<目次>■
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[トピックス]
 ●平成17年度「シニア情報生活アドバイザー養成推進補助事業」募集中
 ●「シニアネット・フォーラム21」の第1弾として「シニアネット・フォーラム21in四国」を開催
 ●シニア情報生活アドバイザー向けのスキルアップ講座「インターネットの安心活用」の開催については、要望にお応え、さらに開催しやすくしました。
[アドバイザーの活動紹介]
 ●高齢化社会のなかで、何かお役にたてばとの気持ちで取り組んでいます
[シニアネット/養成講座実施団体訪問]
 ●仙台市を中心に、高齢者、視覚障害者などを対象にした活動を展開中
[スキルアップ講座]
 ●「PDF」をもっと活用しよう
[参考情報・資料]
 ●「アクセシビリティ」について
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■トピックス■
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 ●平成17年度「シニア情報生活アドバイザー養成推進補助事業」募集中
 現在、ニューメディア開発協会では日本自転車振興会(競輪)の補助金を受けて 「平成17年度シニア情報生活アドバイザー養成推進補助事業」を実施しておりま す。
 シニア情報生活アドバイザー資格を取得し地域のために貢献したいとする多くの シニアの意欲に応えるもので、養成講座実施団体には趣旨をご理解いただき、積極 的に活用されるようお願いいたします。
 現在、好評のうちに推移しております。より多くの意欲あるシニアの方々のご要 望にお応えするべく、養成講座実施団体には、タイムリーな実施計画を随時立案さ れ、どしどしご応募ください。なお、本事業へのご応募等詳細は、当協会のシニア 情報生活アドバイザー専用ホームページをご覧ください。
 http://www.nmda.or.jp/mellow/adviser/index.html
 ●「シニアネット・フォーラム21」の第1弾として「シニアネット・フォーラ ム21in四国」を開催
 今年度の「シニアネット・フォーラム21」第1弾として愛媛県松山市で「シニ アネット・フォーラム21in四国」を12月1日、2日に開催いたします。
 皆様の今後の活動のお役に立てればと企画致しました。
 「シニアネット・フォーラム21in四国」のご案内及びお申し込みは、当協会の ホームページ(下記URL参照)にて行っております。
 全国の多くの方々のご参加をお願い致します。特に、四国、関西、中国、九州地 区の方々には、是非とも積極的なご参加をお願いいたします。
 なお、第2弾は東京都千代田区で「シニアネット・フォーラム21in東京」(仮 称)を平成18年2月27日から2日間、開催いたします。
 http://www.nmda.or.jp/mellow/ または、http://www.nmda.or.jp/
 ●シニア情報生活アドバイザー向けのスキルアップ講座「インターネットの安心 活用」の開催については、要望にお応え、さらに開催しやすくしました。
 9月より、シニア情報生活アドバイザー向けのスキルアップ講座「インターネッ ト安全活用」を全国の養成講座実施団体ごとに展開しております。好評をいただい ておりますが、一方で開催しやすくしていただけないかとの要望も多く、この度、 開催要領を見直し、参加人員の条件をほぼ撤廃するなど、ぐっと開催し易くいたし ました。
 既に、養成講座実施団体宛にあらためてご案内を差し上げております。
是非、この機会に積極的にご活用下さい。
 なお、このスキルアップ講座はトレンドマイクロ株式会社の協力を得て実施して おります。
 問い合わせ及びお申し込みは、関係する養成講座実施団体またはシニア情報生活 アドバイザー事務局(sa@nmda.or.jp)までお願いします。
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■アドバイザーの活動紹介■
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 ●高齢化社会のなかで、何かお役にたてばとの気持ちで取り組んでいます
☆☆ 「シニアド」の認証はいつごろですか? ☆☆
 認証を取得したのは東京で、2002年6月でした。その後、メロウ倶楽部・関西で更 新しています。
 きっかけは「シニアド」の先輩の友人の勧めによるものです。
 当時、まだ定年前でしたが「自己研修」の一環で仕事中に研修を受講させていただ きました。有り難い事です。
 メロウ倶楽部のメンバーは多種多彩で気さくな人が多く楽しくやっています。
☆☆ 活動拠点と内容を教えてください。☆☆
  現在兵庫県西宮市に住んでおります。今年2月から完全フリーとなりましたので 行動範囲を広げています。
 1.メロウ倶楽部・関西ではゲンキープパソコン教室のサブインストラクター、 神戸勉強会の説明役など4回/月程度。
 2.西宮市生涯学習大学「宮水学園」自主グループで「パソコンクラブ」が ありまして、会員が87名、すべて60歳以上。ここで幹事を仰せつかり、 勉強会の説明役及びイベントのお手伝いをしています。
 市の関係ですから会場には恵まれており、無料で使用できますので 大変便利です。最近のシニアは元気一杯、大変意欲的に取り組まれ ますので説明のし甲斐がありますね。
 3.地域のゴルフ仲間(兵庫会)でパソコンを勉強したいと思っている人が 多く、1回/月勉強会を開き、終わったら必ず一献会が待っています。
 ▼勉強会が終わった後で満足げにお帰りになる姿を見る時や、メール でお礼をいただくときはやりがいを感じますね。
☆☆ 活動の中で重視していることは? ☆☆
 モットーは「パソコンで人生を楽しむ」です。特にシニアの方は比較的お金持 ちが多く、最新のパソコンを購入されていますが、使い方でつまづく人が多いよ うです。
 説明役で大切なことは大きな声で、ゆっくり、繰り返す、字を書く、などに、 気をつけています。
 ソフトはWord、Excelのような基本も大切ですが、私の場合は実用的な「楽し いメール」「画像の編集・整理」など楽しいテーマを多くやっています。
 テキストはすべて自分で作ります。テキストを作成するということは、手間は かかりますが自分が勉強するということでやっています。
 【最近のテキスト】
 ・パソコンで描く水彩画・楽しいメール・インターネット検索のコツ
 ・フォトストーリ3・JTrim&ViX・オートシェィプ講座・ムービーメーカー2
高齢化社会のなかで「シニアド」の活動の場は益々拡がります。
何かお役にたて ばとの気持ちで取り組んでまいります。
 メロウ倶楽部・関西
  安樂 秀典
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■シニアネット/養成講座実施団体訪問■
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 ●仙台市を中心に、高齢者、視覚障害者などを対象にした活動を展開中
 NPO法人イーエルダー・東北支部は、東京渋谷に本部を置く「NPO法人イー ・エルダー」の東北支部です。
 イー・エルダーは、「ITを核としたコンサルティング、情報化支援」、「リユー スPC寄贈プログラム」、「研修事業」、「eラーニング」など様々な事業を行ってい ます。
 特に「リユースPC寄贈プログラム」は、多くの企業から不要になった中古PC と再生費などの寄付を受けて再生し、全国の非営利団体などに寄贈する事業です。
(2004年度実績:812団体に3,065台、2003年度実績:808団体 に3,050台)。
  http://www.e-elder.jp/public/
 イー・エルダー東北支部は、2002年5月に「シニア情報生活アドバイザー養 成講座」実施団体として登録され、以来、6名定員の会場で講座を6回開催し27 名が認定されました。
 講師は、認定者の中から現役の大学教師と元企業の情報技術者の2名が主として 担当しています。
 また、これまで、IT講習として、年賀状作成、ホームページ作成、エクセル・ アドバンスコース、などを仙台市と石巻市でそれぞれ3回開催しています。また、 eラーニングによるIT講習も実施しています。
 さらに、会員のスキルアップ講習として、システム・バックアップとリカバリー (2日間)を実施し好評でした。
 イー・エルダー東北支部の特徴の一つは、会員の6割が、「NPO法人シニアの ための市民ネットワーク仙台(略称:シニアネット仙台)」の会員でもあり、高齢 者、視覚障害者対象のパソコン教室、出前パソコン教室、ホームページ作成・維持、 Webアクセシビリティ開発(※参考情報・資料コーナーに説明あり)、などのプ ロジェクトで主力メンバーとして活躍しています。
 http://www.sendai-senior.org/
 また、イー・エルダー東北支部の事務局が「移動サービスネットワーク・みやぎ」 の中に置かれており、本会員が移動サービス情報ネットワークの開発・維持管理、 ホームページの作成・維持管理、NPO団体へのIT指導なども担当しています。
 http://www12.plala.or.jp/idonet-m/
 課題としては、宮城県内市町村で、無料のIT講習事業が現在も継続されている ため、有償のIT講習会を企画しても参加者が極めて少なく、事業として成り立た ないことです。
 その結果、シニア情報生活アドバイザーが講師として活躍できる機 会を拡大できないことです。
 全国の皆さんから、状況改善のアドバイスを頂きたくお願いいたします。
 イー・エルダー東北支部
 伊藤 寿朗
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■スキルアップ講座■
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 ●「PDF」をもっと活用しよう
 「PDF」が「Portable Document Format」の略称で、WINDOWSでもMACでも使え、 無料配布のソフトAdobe Readerで読める文書フォーマットであることは殆どの方 がご存知と思います。
 最近PDFを取り巻く環境が大きく変わってきています。WEBでも官公庁をはじめ学 校や企業からPDFで配布されている資料、データなどが随分増えています。
 デジタル機器のマニュアルなども分厚い冊子からCD-ROMにPDFで配布されること が多くなりました。
 Adobe Acrobatでしか作れなかったPDFがフリーソフトでも作れるようになり、 Adobe Acrobatもバージョン7.0から安価な「Elements」(5,000円位)が発売され されましたが、2,000円から5,000円で買える PDF関連ソフトが多く出回っています。
 企業においては「e‐文書法」の施行(2005.4.1〜)によりPDFがより重要になっ ています。
 しかし、自分でWordやExcelの文書をPDF化したり、PDFのデータを再活用したこ とのある人は意外と少ないと思います。そこで、PDFをもっと身近なものとして使 えるようPDFの特長やフリーソフトによるPDF作成、Adobe Readerでなにができるか など簡単に説明したいと思います。
1.PDFの特長
 PDFはもとのファイルの印刷結果と同じように表示されます。それはフォントが 埋め込まれているため、例えばMAC専用フォントで作成した文書が WINDOWSでも同 じように見え、メール添付ファイルの文字化けなどがありません。
 またテキストと画像の情報をそれぞれ表示しているので、テキスト、画像、Excel の表などをコピーして再利用できます。
 もう一つの大きな利点はファイル容量がオリジナルファイルに比較して小さくな ることです。
2.フリーソフト「クセロPDF」を使ってみよう
 Adobe AcrobatやクセロPDF等のPDF作成ソフトはレイアウトソフトではなく、 Word、一太郎、Excelなど文書作成ソフトで作ったファイルを Adobe Readerで読 めるようにPDFという形式のファイルに「変換する」ソフトです。
 一種の印刷ドライバのようなもので、ソフトをインストールすると「プリンタ」 として認識されます。ソフトを起動させて使うわけではないのでご注意ください。
@クセロPDFのインストール
 下記URLからクセロPDFをインストールします。インストールするとコントロール パネルの「プリンタとFAX」に「クセロPDF」のアイコンが生成されます。
APDFの作成
 WordやExcelなどのファイルを開き「印刷」コマンドから、エプソンやキャノン のプリンタの代わりに「クセロPDF」を選び「印刷」すると、プリンタから印刷さ れた紙が出てくるわけではなく、「××.pdf」というPDFファイルが作成されます。
「印刷」画面でクセロPDFの「プロパティ」を選択するとクセロPDFのセキュリティ 機能などを使うこともできます。
3.Adobe Readerを使いこなす
 Adobe ReaderをPDFの閲覧だけにしか使っていませんか。
 Adobe Reader 7.0では 起動が速くなり、新機能も追加されました。
 PDFはテキスト情報が埋め込まれてい るので、「ツール」→「基本」から「選択ツール」を選び、ファイルの文章をク リック &ドラッグして右クリックするとクリップボードに文章がコピーされます。
 また「スナップショットツール」を選択すると図形も同様にコピーできます。
 「編集」→「検索」から文書内の検索もできます。面白いところでは「表示」→ 「読み上げ」から音声で文章を読み上げてくれるのです。
 詳しくは「ヘルプ」→ 「Adobe Readerのヘルプ」を参照ください。
 なお、Adobe Reader 7.0はWINDOWS ME,98以前のOSには対応していません。
4.スキャナをもっと使おう
 新聞や雑誌のスクラップをスキャナで取り込みPDF化しましょう。
 ペーパレス化 できることとデジタルデータとして再利用できる大きなメリットがあります。
以下のサイトに詳しい説明、解説があります。いろいろトライしてみてください。
 無償ソフト クセロPDFとは
 http://xelo.jp/xelopdf/
 フリーソフトで作るPDF
 http://www.klavis.info/docpdf1.html
 PDF再入門 - フリーツールでどこまで行ける?
 http://pcweb.mycom.co.jp/special/2004/pdf/
 OCRソフトを使って紙文書をデータ化しよう
 http://arena.nikkeibp.co.jp/tokushu/biz/20050322/111776/
 シニア情報生活アドバイザー
 深澤 捷男 (東京都)
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■参考情報・資料■
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 ●「アクセシビリティ」について
 今号のシニアネット/養成講座実施団体訪問で紹介している「NPO法人イーエ ルダー・東北支部」の活動紹介にもあります「Webアクセシビリティ開発」につ いては、最近、急速なインターネット社会の到来により、高齢者や障害者(聴覚・視 覚障害等)がWebサイトを障害なく利用出来るようにすることが求められています。
情報ディバイド(情報格差)を解消するために、その必要性が高まっています。ま た、さまざまな取り組みが始まっています。
 シニア情報生活アドバイザーとして、今後、求められる知識であり、且つ取り組 活動でもありますので下記のサイトを参考に紹介します。
 ☆PCオープン・アーキテクチャー推進協議会のアクセシビリティのページ   http://www.oadg.or.jp/accessibility/
 ☆NPO法人イーエルダーが取り組む「NPOアクセシビリティ支援プログラム」   http://web.access-sp.jp/
  ※お勧めのサイトがありましたらご提案下さい。よろしくお願いします。

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